私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

  1. ホーム
  2. コミュニティーサービス、地域活動、教養、講座
  3. 杉並 ニュース
  4. ウォーキングのご案内~多摩丘陵の東高根森林公園と長尾の里の寺~(WHO)10/28

コミュニティーサービス、地域活動、教養、講座ニュース

杉並

ウォーキングのご案内~多摩丘陵の東高根森林公園と長尾の里の寺~(WHO)10/28

「ウォーキング・ホリデー・オギクボ(WHO)」は、月に1度、東京近郊を歩く会です。 健康作りや仲間作りを目的に1997年に開始。以後20年余、会員ボランティアが中心となって、欠かさず開催しています。

第212回となる2017年10月は、東高根森林公園などをめぐります。
どうぞお気軽にご参加ください。


==【2017年10月のご案内】==
秋。ゆるやかな多摩丘陵、深く入り込む谷戸。斜面と水を生かした東高根森林公園は、ほどよく人の手の入った心地よい自然です。 神奈川県の天然記物のシラカシ林の観察路や、丘の上には古代植物園などもあり、飽きることがありません。カキの実の熟す長尾の里の古寺にも秋を見ましょう。道も整備され、歩きやすいコースです。

【日にち】2017年10月28日(土) 9:40~14:30頃
【コース】
小田急線・登戸駅<南武線> ⇒ 久地駅 ⇒ 緑ヶ丘霊園長尾口 ⇒ 東高根森林公園(北口⇒古代植物園・古代芝生広場・シラカシ林観察路‣湿生植物園⇒南口) ⇒ (等覚院) ⇒ 五所塚 ⇒ 長尾寺 ⇒ 妙楽寺 ⇒ 長尾橋バス停 ⇒ <バス> ⇒ 小田急線向ヶ丘遊園駅or登戸駅


【集 合】小田急線・登戸駅 改札前・券売機脇 9:40
【解 散】長尾バス停 14:30(小田急線向ヶ丘遊園駅、登戸駅行)
  
【持ち物】弁当、飲料(かならず)、敷物、雨具、名札
【参加費】300円 (施設入場料および交通費は別途個人負担)
*初参加の方は、名札代200円別途。


【問合せ】東京YMCA杉並センター
*事前の予約は不要です。現地に集合ください。
*ご不明な点などありましたら、下記フォームからご連絡ください。




【今回のみどころ】
◆東高根森林公園:1978(昭和53)年開園。 川崎市唯一の神川県立都市公園。多摩丘陵の斜面にはシラカシ林と、かっては棚田であったであろう狭い谷戸には湿生植物園がある。古代植物園には、縄文時代から平安時代にかけて日本人の生活にかかわりのあった植物が植えられている。古代芝生広場は、縄文時代から古墳時代にかけての東高根遺跡が埋蔵保存されている。公園面積11.8ha、うち、2.8hは、かつてはこの地を覆っていたシラカシの林が占めている。入園無料。


◆等覚院:天台宗神木山(しぼくさん)長徳寺。関東三十六不動霊場の6番目の札所。由来は不明であるが、仁王門は、1882(明治15)年の建立、本堂は安政年間(1854~1860年)の再建。薬師如来坐像は、室町時代後期の作とされる。境内の2000本のツツジで知られる。今回のコースでは、距離的には問題がありませんが、上下する道のいずれも難点があり、カットする可能性があります。


◆五所塚:直径4m,高さ2mほどの古墳状の5つの塚。村境や尾根筋に築かれた民俗信仰に基づくものと考えられている。

◆妙楽寺:天台宗長尾山。木造薬師如来坐像および両脇侍像は、1509(永正6)年の作。日光菩薩の胎内から見つかった墨書から源頼朝とのかかわりの威光寺の旧跡とも言われる。威光寺は851~854年の創建、源氏の祈祷所として栄え、頼朝が弟・全成(幼名今若丸)を院主とした。しかし鎌倉幕府滅亡とともに寺は消え、像のみこの寺にある。1500本のアジサイの花期には賑わう。



-WHO 2017年9月ご報告- 「深川江戸情緒とチャリティーラン」

who201709c.jpg前夜の強い雨が午前中に残ることが予報された9月23日、WHOの深川歩きは、3か月ぶりにもかかわらず、彼岸中日の法事とも重なり、参加者31人でした。

この日のコースには、東京YMCAが主催する「インターナショナル・チャリティーラン」観戦を組み込みました。これには、3つの狙いがありました。障がい児支援を目的としたこの催しと働きを広く理解してもらいたいこと、ウォーキングコースに他の催しを組み込むテストケースとすること、残暑を予想して、歩行距離を短縮することでした。

東京・下町の深川の玄関口、門前仲町駅を出発し、富岡八幡宮などを巡り、11時に会場の木場公園に到着。ランナー、ボランティア、応援する人に交じって昼食をとりました。空は、今にも泣きだしそう。
チャリティーランは、6人1組で、それぞれ1.3㎞を走る駅伝。12時過ぎにスタート。第一走者はすべて女性です。選手のように猛スピードの人、愛嬌を振りまきながらの人,伴走者と走る障がい者、コスチュームに工夫をこらしたチーム、さまざまでした。応援も幼児からわれわれまで。一生懸命走る姿に,思わず「ガンバレ!」と声をかけます。第四走者へのバトンタッチが終わるあたりで,観戦を終えました。

WHOの皆さんには、アンケートで感想を聞き、247票を回収しました。

「たまには良い。地域に密着できる」
「障がい者にとっても良いことです。続けてください」
「各チームとも仲良く助け合い素晴らしいです」
「楽しい時間をありがとう」
「初めて見ました。楽しかったです」
「頑張っていて、応援するのも楽しかった」
「ちょっと(自分も)走ってる気になりました」
「初めて見ました。感動しました」
「元気になった。ありがとう」
「パンダさんが参加してよかった」
「久しぶりの運動会で楽しかった」
「多くの人が参加しているのに感銘を受けた」
「大変良かった」「長い歴史のあることに感銘した」
「思いがけず応援に熱中して楽しかった」
「楽しい時間をありがとう」
「頑張っていて、応援するのが楽しかったです」
「YMCAの行事もいろいろあって大変だと思いました」などなど。

一方、「少し長いなあと感じた」「ただ立って観ている時間が長く感じた」「なかなか始まらず、間延びした感じ」などの指摘も的を得たものでした。言い訳すると、計画では野外ステージ前に座って、トークやアトラクションで、会の趣旨や参加者を理解し、楽しみながら食事を考えていましたが、予想以上の混みようと大音響のため、昼食場所を変えたため、時間を持て余したことによるものでした。これは、WHOの時間配分の失敗でした。
観戦を終え、江戸深川資料館、霊巌寺を経て深川の発祥の地とされる森下で解散しました。  (記:吉田明弘)