【リーダー研修報告】子どもの立場でキャンプ体験

子どもたちのサマーキャンプを引率・運営する「ボランティアリーダー」たちが5月3日～5日、準備研修のため、山梨県にある東京ＹＭＣＡ山中湖センターで「プレキャンプ」を行ないました。

普段はキャンプを運営する立場の「リーダー」たちですが、プレキャンプでは参加する子どもと同じ立場になって、不安や緊張、楽しさやキャンプの影響力を身を持って体験します。仲間との関係性を深めたり、新しい価値に触れたり、自分のことを考えたり、プレキャンプを通してリーダー自身の成長にも繋がって欲しいと考え、東京ＹＭＣＡは毎年研修の一つとして実施しています。

今回のキャンプのメインテーマは「時代のはざまからの脱出」。
「平成」と「令和」のはざまに迷い込んだリーダーたちが力を合わせ、随所で出現する謎を解いて脱出を目指すというオリエンテーリングなどを企画・体験しました。

ほかにもキャンプファイヤーやビックカヌー、野外調理など様々なアクティビティを体験。
クジで引き当てたキーワードを使ってグループごとに出し物をする「タレントショー」では、限られた時間の中で話合い、練習をして発表に臨みました。アイディア出しや台本作りから、ピアノ演奏にモノマネと、それぞれの得意なこと、好きなことが光り、チームワークが発揮された時間となりました。

リーダーたちは3日間のアクティビティを通して、さまざまな気持ちを仲間たちと共有し、YMCAキャンプの魅力を体感しました。
これから夏に向けて、たくさんの子どもたちを迎えられるようキャンプの企画・準備をしていきます。今回の経験がこれからのキャンプを作っていくための良き糧となることを願っています。

なお、このトレーニングの費用は、皆様からお預かりしております「ユースボランティアリーダー養成基金」の一部を用いて実施いたしました。ご理解・ご支援に心より感謝申し上げます。（スタッフ　沖津　桃）