ちょぴん (2014年9月卒業)
私は東京YMCA高等学院が創立されたばかりの12月に入学しました。
私は2年次から学校をサボりすぎて高校三年生の10月というなんとも惜しい時期でとうとう単位を落とし全日制の高校を中退してしまいました。
最初は「めんどくさい、もう入りなおさなくていいや」と親に丸投げで通信高校を探してもらっていました。
そして家からの通学が電車一本なので楽ということで東京YMCA高等学院への入学を決めたのです。
ホワイトボードの置かれた小さな部屋が教室で、まずそれにびっくりしました。
そのように今まで通っていた「学校」とは色々な所が違い、何もかもが新鮮でした。
先生たちも皆優しく、一人一人に対しじっくりと時間をとって勉強をおしえてくれますし、家庭内の相談や愚痴までも温かく親身になって聞いてくれて、本当にどんな時でも生徒一人ずつの気持ちを尊重してくれました。
疲れ気味の時は手を抜くとこは抜かせてくれたり(笑)
でもやりたいことはできる限りやらせてくれます。
生徒たちも皆、丁度良い距離感を保ちお互いを思いやりながらものびのびと学校生活を送っています。
YMCAにいるといつも笑顔が絶えない、というより不思議と自然と笑顔になってしまいます。
毎月のように入学式が行われており、どんどん生徒数も増えにぎやかになってきました。
卒業生としてピアノの伴奏を引き受けさせていただいているのですが、学校を訪れて皆の顔をみるととても温かな気持ちになります。
四月からは大学に進学予定です。
何回か足を運びとても自分にあった大学を選べたと思うので入学したらサボらず遅刻しないように、そこだけちゃんとしてあとは自分のペースで楽しく学んでいこうと思います。
よろしくお願い東京YMCA高等学院の先生方、生徒のみんなに本当に感謝しています。
これからも末長くよろしくお願いします。