2019.10.1
今年も広島に行ってきました!
8月4日~8日に広島YMCAが主催する「国際青少年平和セミナー」というプログラムがあります。
日本各地のYMCAや韓国・台湾・インドのYMCAから、高校生~大学生年代のユース80名ほどが参加したこのプログラムに、高等学院からは4名の生徒が参加しました!
4泊5日のセミナーでは、グループに分かれて身近な差別について考えたり、ヒバクシャのお話を聞いて平和記念資料館を見学したり、参加者同士の交流タイムがあったり、とても盛りだくさん。また、海外からの参加者もいるので、がんばって英語を使ったり、台湾メンバーには漢字で伝えてみたり、翻訳アプリを使ったり、格闘しながらコミュニケーションをとっていました。
ふだんは、少人数の高等学院でゆったり(?)学校生活を送っている学院メンバーにとっては、スケジュールも人数の多さも英語のコミュニケーションもふだんとは全く違う場。毎年、「平和セミナーに参加しよう!」と自分で決めることが大きな一歩だなと思っています。そんな中、一度参加した人がまた次の年に参加してくれる「リピーター」もいて、引率スタッフとしてもとてもうれしいです。
終わったあとの感想文の中で、ヒバクシャのお話がとても衝撃的で印象に残っていること、泊まる部屋で海外の参加者たちに自分から話しかけることができて自信がついたこと、グループワークで初めは不安があったけれど少しずつ慣れて自分の意見を言えたこと、など書いてくれていました。「平和」について考えるとつい自分には手に負えないような印象もあるかもしれませんが、海外の参加者や日本各地の参加者と「仲良くなること」で、そこで起きていることが少し身近に感じられるといいなと思います。参加したメンバーは、きっと「ボンベイ」と聞くと、あっ一緒にUNOやった二人がいるところだなあと思いだせることでしょう!
たあぼー