2025.09.11
月間コラム No.4:べに
こんにちは、東京YMCA高等学院のべにです。
高等学院に来て半年が経とうとしています。まだまだ初めてのこと、戸惑うこと、新しい発見の連続で、日々ワクワクとドキドキの連続です。慣れないことに向き合うことには、この歳になって少しは抵抗がなくなってきましたが、緊張したり尻込みしたりすることはまだまだあるものです。生徒のみなさんといろんな感情や経験を味わう時間が、いつか大切な思い出になっていくといいなと思う毎日です。
前期を通して、高等学院っておもしろいなと思ったこと2つ挙げてみました。
①ゼミ・部活が面白い
ゼミと部活の数は多くないのかもしれませんが、なかなか自分だけでは取り組めないことが仲間と一緒に楽しめるようになっています。
野外活動では学院の敷地を活用して火つけをしたり三浦海岸へセーリングに行ったりと、「こんなことまで体験できるの?!」と驚きました。
トーンチャイム部は、べにの人生で初めて聴く音色で、みんなで息を合わせて取り組んでいるのが素敵だなと思っています。練習が始まるたびにいつも癒されています。
いきもの部と一緒にホタル観賞会をした時には、初めて都心で見るホタルの美しさに感動しました。野菜の栽培から収穫までを学院の敷地でできたのも、日々をここで過ごせるからこそだなと感じました。
調理ゼミでは餃子を作るときは皮から手作り、ハンバーグだってマフィンだっていつも美味しく作り上げてしまうみんなのスキルに驚きつつ、食の大切さを改めて考えさせられました。(いつも時短と手抜き最優先で計量も目分量で適当なべになので)
ゲームゼミでは大人数でやるゲームの楽しさを小学生以来に味わえて、実は一緒にやったマリカーが楽しすぎたので、switch2を手に入れて最下位を抜け出せるよう特訓しようと企んでいます。(まだ買えてません!)
授業以外の様々な活動を通して、生徒のいろんな一面を見せてもらえたひとときでした。自分ひとりじゃやれないことが学院でなら誰かと一緒に挑戦できる、というのがとてもいいなと思っています。
②余暇の過ごし方が面白い
高等学院の教室を見て驚いたのは、ボードゲームの数の多さ。有名なもの、人気のもの、新しいもの、ちょっと変わったもの、本当に幅広く取りそろえられていて、それを使ってお昼休みに生徒とスタッフで遊んでいる姿が学院らしさの一つなのかなと思っています。
卓球台もあって、たまに卓球の音が響いているのも面白いです。帰りたいときにはサッと帰って、なんとなく残りたい時には教室で過ごして、それぞれのペースで過ごせるゆったりした空気が流れているのを感じています。
実はスタッフが面白い、というのも挙げようかなと考えていたのですが、それは是非直に感じてそれぞれの心の中に置いていてほしいなとも思い、ここでは割愛しますね。
10月には後期授業が始まり、授業だけでなく企画や行事もたくさん待っています。私自身もまだまだ初めてのことに出会えること、そして何より生徒の皆さんとそれを味わえることが楽しみです。
前期の間に、学院HP、Instagram、Facebookを更新してきました。特にInstagramの投稿は初心者なのでずっと手探りでしたが、生徒のみなさんがいきいきとした表情を見せてくれた瞬間を届けられていたらいいな、という思いで発信をしています。きっと日常は面白いばかりではないけれど、学院が一人ひとりの居場所になっていけるように少しでも「こんな楽しいことがあったね」「こんな時間がよかったね」を切り取りながら思い出として重ねていけたらいいなと思います。