乳児クラスのお友だちも、少しずつこども園での生活に慣れ、保護者の方と離れても穏やかに過ごせる時間が増えてきました。保育者に見守られながら安心して過ごしている姿に、日々成長を感じています。年少組のお友だちも、園生活に慣れ、自分の気持ちをさまざまな形で表現する姿が見られるようになりました。年中組のお友だちは、初めての英語の時間を全身で楽しみながら、生き生きと表現しています。そして年長組のお友だちは、牧師先生の礼拝の時間になると、「今日はどんなお話だろう」と期待に胸をふくらませ、目を輝かせながら先生の言葉に耳を傾けています。子どもたち一人ひとりの輝く瞬間が、毎日こども園いっぱいに広がっています。
話は変わりますが、私の息子は小さい頃、とても涙もろい子どもでした。感情が動くと、そのまま大粒の涙を流し、静かに泣いていました。一方、娘は心が疲れると、ぐっすり眠ることで気持ちを整えるタイプでした。子どもは、心が動くと身体にもさまざまな変化が現れます。そして、その気持ちをそれぞれの形で表現します。笑う、泣く、怒る、叫ぶ、走る、転がる、眠る――その表し方は、一人ひとり違います。それは大人も同じかもしれません。その小さな心の変化に、保育者がどのように寄り添っていくかは、とても大切なことだと感じています。「声をかける」「そっと隣に座る」「手をつなぐ」「優しく微笑む」「一緒に遊ぶ」「話を聞く」「絵本を読む」など、関わり方も子どもによってさまざまです。その関わりの積み重ねによって、子どもたちの明日は想像以上に変わっていきます。その成長の歩みを共に感じながら過ごせることは、私たちにとって何より幸せな瞬間でもあります。これからも子どもたちの小さな変化に心を傾け、一人ひとりに寄り添いながら、6月の日々を大切に過ごしていきたいと思います。
【讃美歌と共に】
私は生まれて間もない頃に幼児洗礼を受け、幼い頃から毎週日曜日には家族で教会へ通っていました。礼拝が終わると、子どもたちのための教会学校で、神父様やシスターから聖書のお話を聞き、神様のことを学びました。その中でも、私が一番好きだった時間は、みんなで讃美歌を歌うことでした。オルガンの音色に耳を傾けながら一緒に歌う時間は、とても温かく、幸せなひとときでした。母親になってから、娘の幼稚園の教会で再び子どもたちと一緒に讃美歌を歌う機会がありました。その時、小さい頃の記憶がよみがえり、とても幸せな気持ちになったことを今でも覚えています。こども園でも、子どもたちは毎日さまざまな讃美歌を歌っています。ぜひご家庭でも、「今日はどんな歌を歌ったの?」とお子様に聞いてみてください。お子様から教えてもらいながら一緒に歌う時間が、きっと温かな親子のひとときになることと思います。
園長 水澤 聖
