2015.11.17
芸術鑑賞 with げんめい
11月に2回予定されているオープンキャンパスの1回目、アーティストの「げんめい」をお招きしての、芸術鑑賞が行われました。
東京YMCA高等学院の芸術鑑賞は、ただ見るだけでなく、生でアートを感じて一緒に作ることをテーマにしています。7月の芸術鑑賞は2年続けて女性デュオnutmegのLIVEを体験しましたが、11月の芸術鑑賞も2年連続でげんめいのペインティングLIVEです。今年はオープンキャンパスとして開催したので生徒の他、新入・転入を考えている人も参加して大いに賑やかでした。
最初に床に貼った紙に生徒たちが思い思いの絵を描いていきました。テーマは何にする? とげんめいが聞くと、すぐに「爆発!」という答え。それでテーマは決まりました。
床に貼った紙は、実はシールになっていて、壁に貼ったもう一枚の紙にできた絵を配置していきました。この貼る位置にも個性が出ていたように思います。
げんめい曰く、「最初から壁に描こうとすると、どうしても萎縮して絵が小さくなるような気がする。床に貼った紙に下を向いて書く方が最初は自由に大きく描ける。」
なるほどね。そんな工夫も隠されていたんですね。最後は貼られた絵にげんめいが手を加えて作品に仕上げていきました。レインの描いたライオンの絵の流れに乗ってげんめいの絵が流れだし、次々と生徒の絵の間を埋め、バラバラだった絵をつなげてくれました。
げんめいの筆はちっとも止まらなかったので、そのことを聴くと、生徒のパワーに圧倒されて、筆を止めちゃダメだ!負けちゃう!と思って頑張りましたって言っていました。そういうことってあるんですね。LIVEには流れや勢いが大事なんだな。盛り上がりすぎて、予定の時間を大幅に過ぎちゃいましたけど、こんな具合に出来上がりましたよ。
全部で3時間ほどの出来事でしたが、それを圧縮した動画をご覧ください。どんな勢いで描かれたかが分かりますよね。
去年も実施したげんめいLIVEでしたが、去年と大きく違う所がありました。それは、去年はげんめいのお腹の中にいたいのちに、ご挨拶できたことです。
ふくちゃん、また会おうね。