2020.07.6
憲法カフェ開催しました
7月4日(土)に憲法カフェを開催しました。
今年も「明日の自由を守る若手弁護士の会」より、足立 悠弁護士(サンディー)をお招きし、身近に感じにくい「憲法」を楽しく学びながら、その大切さをみんなで考えました。
今年で5回目だね!とサンディ。今年はいつもと違うオンラインでの参加も可能な5回目の開催になりました。
まずは、「そもそも憲法って何??」という、素朴な疑問からスタートです。
「憲法はわたしたちを縛るの?」、「それとも国や権力者を縛る?」この当たり前で、以外と「あれ?」となってしまうこの疑問は、一番大切なポイントでした。
サンディーはこの難しい話でも「王様を縛る法~憲法のはじまり~」という紙芝居で、わかりやすく伝えてくれました!
「見た目が悪そうだから悪い人?」、「カッコイイ人はいい人?」そんなことはありませんし、しっかりと相手の行動や考え方を確認することが大切。それに、「これは良いこと!」と思って取り組んでいても、段々と誰かの権利を奪ってしまっているかも…という視点に気づかせてくれました。
色んなところであり得そうな現状ですよね。でも「あれ?本当にこれでいいのかな?」と疑問に思うことが大きな一歩です。
さて、憲法は「国家と権力を縛る」のが正解です。だからこそ、わたしたち市民は「あれ?何してるの?」と感心をもってみることが大切なんだと、実感です。
その憲法の中身は…?
本を読むのではなく、「憲法ビンゴ」でゲーム感覚で楽しみました!
意外とビンゴにならず…笑。でも、じっくりと普段は触れない憲法を聞く機会となりました。
その中でも、サンディーが「一番大切な条文!」といったのが「13条 幸福追求権」です。
『みんな違ってみんないい。みんなに幸せになる権利があるよ』というシンプルな内容です。でも、幸せになる権利があるからこそ、戦争もしたくないですし、家族は対等ですし、結婚相手も自由に選べる、様々な憲法はここに向かっているのかが大切だと理解が深まりました。
そして、最後に「だからこそ、選挙が大切!」と話すサンディーの言葉がより理解できる一日となりました。
☆ロダン☆