2022.04.25
ウクライナ緊急支援募金のご報告
先日、日本YMCA同盟の働きについて、報告会に出席してきました。
4/12現在、7組17名の方が日本へ避難しており、27組62名の方のルートの確保・渡航費・ビザの申請・日本での最初の生活のサポートをしている最中だということでした。隣国にいるヨーロッパYMCA同盟のスタッフとも強い協力体制を敷きながら、支援にあたっているということです。
報告会には、実際に避難し現在日本で過ごされている方々も参加していました。身寄りの方がいて生活を始めている方々、ホテルでしばらく生活してから、都の支援する住宅に移っていく予定のご家族など様々でした。どの方も今後の日本での就業のこと・子どもの就学のことを考えていました。
一方で、現在、ウクライナでは成人男性は出国できないというルールがあり、中には母国に残る家族と毎日電話したり、避難サイレンと似ているという日本の救急車やパトカーの音に怯えていたり、「自分の身は日本にいて安全だけど…」ということでした。報告会の間も「あとで話を聞いてほしい」とスタッフに訴えていた方もいました。
このような話から入国前から、継続して関わっているYMCAが担う役割は大きいものだと感じました。
皆さまのご協力に感謝いたします。引き続きのご支援ご協力お願い致します。
◇高等学院 スタッフ:トムヤン◇
【日本YMCA同盟:ウクライナ緊急支援】
【東京YMCA:ウクライナ緊急支援募金のお願い】