私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

午餐会(ごさんかい)

午餐会

文化、芸術、教育、福祉、科学、スポーツなどの幅広い分野から著名な卓話者(講演者)を招き、昼食を共にした後に、卓話(講演)を聴きます。1920年代から続いている歴史ある会で、毎月一回開催しています。どなたでもご参加いただけます。

要項

2020年度より、新型コロナウイルス感染防止対策のため開催を中止しています

開催日
毎月1回(平日) 12:00~13:30 ※開催日、曜日は毎月不定です。
会 場
東京大学YMCA(文京区向丘1-20-6 東京メトロ南北線 東大前駅0分)
※1月は「新春特別午餐会」として、会場が替わる場合があります。
参加費
3,000円 (昼食不要の場合は、1,500円)
※1月は「新春特別午餐会」として、会費が替わる場合があります。
対 象
一般。どなたでもご参加いただけます。
詳 細
各回の詳細は、「新着ニュース」「メールマガジン」などでご案内します。
お申込み・お問合せ
東京YMCA賛助会事務局
Tel. 03-6302-1960 Fax. 03-6302-1966
※お申込みの際には、お名前、お電話番号、昼食の要・不要、当日緊急連絡先をお伝えください。

近年の午餐会 ※講師の肩書きは開催当時のものです。

  • 2020年

    1月23日 「サッカーにおけるスポーツマンシップ」 金田喜稔 (一般社団法人日本サッカー名蹴会会長)

  • 2019年

    1月25日 「さんびか・時代と国境を越えたヒット曲」 久米小百合 (音楽伝道師)

    2月21日 「ドストエフスキイと福沢諭吉、二つの旅」 芦川進一 (河合文化教育研究所研究員)

    3月7日 「地域はファミリー! Jリーグクラブの役割」 吉野次郎 (NPO法人Y.S.C.C. 理事長)

    4月18日 「『聖書 聖書協会共同訳』~回顧と展望」 岩本潤一 (一般財団法人日本聖書協会 総務部主事補)

    5月13日 「山本周五郎とキリスト教」 奥野政元 (日本文学者/キリスト教文学研究者/元活水学院院長)

    6月17日 「性の豊かさをめぐって」平良愛香 (日本基督教団川和教会牧師)

    7月3日 「『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』 の世界遺産登録を受けて」高見三明 (日本カトリック司教協議会会長)

    9月5日 「図形音符の歴史とアメリカ文化の背景」ティム・クック(米国アラバマ州芸術協会認定、名人民族芸術家)

    11月21日 「地球のためのキリスト教~国家と資本の支配を超える未来へ」 福嶋 揚(日本聖書神学校/東京神学大学/立教大学 兼任講師)

    12月13日 「『ハンナの祈り』から『マリアの讃歌』へ―旧新約聖書に聞くクリスマスの驚き―」左近 豊(青山学院大学教授/日本基督教団美竹協会牧師)

  • 2018年

    1月16日 「憲法という文化―日本近代150年のなかで」 樋口陽一 (憲法学者)

    2月1日 「"にもかかわらず愛されるとき奇蹟は起きる" 三浦綾子の人生と信仰が語る希望」 森下辰衛 (全国三浦綾子読書会代表)

    3月8日 「地球温暖化と南極・北極」 山内 恭 (国立極地研究所/総合研究大学院大学名誉教授)

    4月26日 「旧約聖書が教える平和」 広田 勝一 (日本聖公会北関東教区主教/学校法人立教学院院長)

    5月31日 「東京五輪・パラリンピック2020への道」 佐野和夫 (一般社団法人 日本知的障害者水泳連盟会長)

    6月25日 「イタリアの歌をめぐって」 森田学 (二期会イタリア歌曲研究会他)

    7月19日 「科学立国日本の危機ーイノベーション・システムの復活をめざして」  山口 栄一 (京都大学大学院思修館教授)

    8月27日 「女性と子どもの命と健康を守るために―開発途上国の経験から考える」  西田 良子 (順天堂大学大学院 医学研究科公衆衛生学講座研究生)

    9月11日 「SNSとニュース報道』  柴田秀一 (日本大学教授/元TBSアナウンサー)

    10月11日 「現場から見たメジャーリーグの今」  鈴木 陽吾 (ロサンゼルス・ドジャース日本担当顧問)

    11月6日 「高麗博物館 ―市民がつくる日本とコリア交流の歴史博物館―」 原田 京子(高麗博物館理事長)

    12月11日 「"たたかい"としてのクリスマス」 平野克己 (日本基督教団代田教会主任牧師)

  • 2017年

    1月20日 「日本語と言葉遊びの楽しみ」 阿刀田 高 (作 家)

    2月20日 「アメリカ大統領選挙を振り返って―反知性主義と民主主義の行方―」 森本 あんり (国際基督教大学教授・学務副学長)

    3月21日 「新しい一歩を創る-リオ・オリンピック水泳金メダリストを育てた下町企業の挑戦-」 磯部 成文 (フットマーク株式会社会長)

    4月20日 「"私"を表出できない子どもたち ―今、大人に問われていること―」 安積 力也 (前基督教独立学園高校校長)

    5月23日 「戦争・平和・いのちを考える」 木村 利人 (早稲田大学名誉教授)

    6月12日 「遠藤周作『沈黙』と映画『沈黙―サイレンス』をめぐって」 山根 道公 (ノートルダム清心女子大学副学長・日本近代文学者)

    7月20日 「2025年 超高齢社会への展望」 山田 公平 (前アジア・太平洋YMCA同盟総主事)

    8月24日 「いま、あらためて 『わだつみのこえ』 に聴く」 岡安 茂祐 (わだつみのこえ記念館 理事長)

    9月25日 「ショパンと私」 崔 善愛 (ピアニスト 恵泉女学園大学・ルーテル学院大学非常勤講師)

    10月20日 「宗教改革は文化の改造である」 金子 晴勇 (聖学院大学総合科学研究所名誉教授)

    11月20日 「小川国夫 ―その文学とキリスト教」 勝呂 奏 (桜美林大学リベラルアーツ学群教授)

    12月11日 「来た道、帰る道 ~このクリスマスに考えること~」 上林 順一郎 (日本基督教団江古田教会牧師)

  • 2016年

    1月20日 「いのちと対話する言葉」 柳田 邦男 (作家)

    2月22日 「『かたち』の文化と『型』」の文化」 並木 浩一 (国際基督教大学 名誉教授・日本旧約学会会長)

    3月17日 「故郷フクシマの未来を考える」 荒川 紘 (静岡大学名誉教授)

    4月11日 「子どもたちに寄り添う -いじめ・虐待・非行の現場から-」 坪井 節子 (弁護士・社会福祉法人カリヨン子どもセンター理事長)

    5月26日 「聖書翻訳の歴史 ―2000年を概観して―」 島先 克臣 (日本聖書協会翻訳部)

    6月23日 「日本語の言葉」 石黒 圭 (国立国語研究所教授・一橋大学連携教授)

    7月13日 「絵本のはたらき―言葉の大切さについて―」松居 直 (福音館書店相談役・児童文学者)

    8月31日 「平和の文化をつくるために」 スティーブン・リーパー (前広島平和文化センター 理事長)

    9月28日 「高田三郎 『歌唱音楽の力』」 鈴木 茂明 (声楽家(バリトン)・指揮者)

    10月25日 「ボランティアを通した出会いとつながり―高校生たちの被災地での活動を通して―」 佐藤 飛文 (明治学院中学校・明治学院東村山高校 社会科教諭)

    11月21日 「ミツバチとアピセラピー」 松香 光夫 (元玉川大学教授)

    12月16日 「異邦人たちのクリスマス」 深井 智朗 (東洋英和女学院大学人間科学部教授)

  • 2015年

    1月19日 「人生は8合目からが面白い」 田部井淳子 (登山家)

    2月25日 「聖なる山に眠る友を探して -チベット梅里雪山から-」 小林 尚礼 (写真家 カワカブ会代表)

    3月24日 「九段下 玉川堂物語」 齋藤 彰 (玉川堂7代目社長)

    4月21日 「トコロジスト -自然観察からはじまる場所の専門家-」 箱田 敦只 (公益財団法人日本野鳥の会)

    5月19日 「夢と元気を配達する -欧州縦断カヌーの旅-」 吉岡 嶺二 (カヌーイスト)

    6月19日 「私のふるさと、YMCAそして小児外科」 駿河敬次郎 (小児科医 順天堂大学名誉教授)

    7月23日 「エルサレム」 池田 裕 (筑波大学名誉教授 中近東文化センター附属博物館館長)

    8月20日 「キリスト者たちが通ったアジア太平洋戦争期」 石浜みかる (ノンフィクション作家・評論家)

    9月28日 「村岡花子を育てた先生方 ―カナダ婦人宣教師の教育―」 村岡 恵理 (作家)

    10月23日 「高齢者の健康づくり・介護予防」 波多野義郎 (元東京学芸大学教育学部教授)

    11月26日 「ドイツの今」 小塩 節 (フェリス女学院 名誉顧問)

    12月14日 「東京YMCAの育ての親・湯浅治郎」 太田 愛人 (横浜上星川教会牧師・エッセイスト)

  • 2014年

    1月10日 「102歳を迎えて」 日野原重明 (聖路加国際メディカルセンター理事長)

    2月26日 「隠されたキリシタン絵画 『マリア十五義玄図の探究』」 小島 道裕 (国立歴史民族博物館教授)

    3月25日 「ルターの讃美歌 -詩編とルターと音楽と-」 徳善 義和 (ルーテル学院大学日本ルーテル神学校 名誉教授)

    4月24日 「世界に広がるヤマハ音楽教室 -音楽普及の60年の軌跡-」 梅村 充 (ヤマハ音楽振興財団理事長)

    5月27日 「介護の心、癒しの力 -21年の在宅介護にピアノも"参加"-」 武藤 聡子 (ピアニスト)

    6月19日 「太平洋に捧げるシェイクスピア」 下館 和巳 (シェイクスピア・カンパニー主宰 東北学院大学教養学部 教授)

    7月24日 「いのちの電話活動に携わった30年を振り返って」 福島 真澄 (リカバリーデスク of メンタルヘルス 代表)

    8月26日 「戦争も核もない世界を願って -被爆体験を語る-」 山田 玲子 (東京都原爆被害者団体協議会 副会長)

    9月29日 「人間は自然の支配者か -旧約聖書の自然観をめぐって-」 月本 昭男 (上智大学神学部特任教授)

    10月27日 「経営者としての社会貢献」 北城恪太郎 (日本アイ・ビー・エム相談役 経済同友会終身幹事)

    11月25日 「出会い」 阿部 志郎 (横須賀基督教社会館館長 神奈川県立保健福祉大学名誉学長)

    12月11日 「社会病理と癒し」 渡辺 俊彦 (上馬キリスト教会牧師 社会福祉法人東京育成園園長)

午餐会 略史

午餐会が始まったのは1927年。昭和2年のことです。その後の記録は断片的ですが、戦時中も継続して行われ、1945年8月14日の終戦前日にも開催されました。 戦後しばらく中断したものの1947年に再開。これを第1回として数え、2017年3月に700回を迎えました。

YMCAはロンドンで誕生した当初から、お互いの人間的成長を目指し、各種の勉強会を開いてきた団体です。その意味でこの午餐会は、共に昼食を囲んで交流を楽しみながら、さまざまな専門家の話を聴いて知見を広げることを目指す、まさにYMCAの伝統的な活動の一つといえます。

この度700回を記念して、第1回からの卓話者一覧と略史をまとめ、記録集を発行しました。
(=写真。A4版18頁)

ご希望の方は賛助会事務局へ。(Tel:03-6302-1960)

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