感謝報告
【東日本大震災復興支援】福島の小中学生40人がスキー満喫
大震災から7年が経った3月10日、福島の小中学生40人が福島県北塩原の「星野リゾート猫魔スキー場」でスキーを楽しみました。
この日帰りスキーキャンプは2015年、放射能の不安をかかえる福島の方々から「県内でもいいから子どもを外で思いっきり遊ばせたい」と、切なる声が寄せられたことから始められたもので、「日清製粉グループ」「星野リゾート猫魔スキー場」のご協賛と、東京YMCAの復興支援募金によって開催されています。
今年もまた、定員をはるかに上回る応募があり、依然として関心が高い様子が伺えました。
もともと福島の子どもたちにとってスキーは身近なスポーツでしたが、震災後はスキーをしたことのない子どもも多く、今年も半数以上がスキー初体験。
けれども、主催した「ぐんまYMCA」のボランティアスタッフなどによる指導で子どもたちは瞬く間に上達し、午後には全員がリフトに乗って元気いっぱいに滑走を楽しみました。
解散時には「来年までにもっと練習して、また参加したい」など再会を約束する声がたくさん聞かれました。
年に一度ではありますが、福島の子どもたちにスキーの楽しさを伝える機会を創れることは、私たちにとっても嬉しいことです。
みなさまのご協力に心より感謝いたします。