活動報告
水の事故から子ども守る「ウォーターセーフティーデイ」開催しました
水の事故から子どもたちを守るため、全国のYMCAは1981年から30年以上にわたり、毎夏「ウォーターセーフティーキャンペーン」を開催しています。
現在は各地の教育委員会の後援を得て小学校で着衣泳の出前授業をしたり、ハンドブックを配布するなどし、広く地域の子どもたちに水の事故から身を守る方法を伝えています。
特にキャンペーン期間中の6月第3日曜日は「ウォーターセーフティーデイ」とし、全国のYMCAで一斉にイベントを実施しています。東京YMCAも今年6月16日、山手コミュニティーセンターとウエルネス東陽町の2か所で、地域の幼児・小学生とその保護者たちを対象に着衣泳体験会を開催しました。
●まずは紙芝居で
「水辺での安全な過ごし方」「もしも溺れている人を見かけたら?」など水難事故にあわないようにするためにはどうしたら良いのかを、紙芝居を通して学びました。
●プールの中で
次に、洋服を着て水に入った時の動きにくさや服の重さ、また海藻や波などさまざまな自然要因による歩きにくさなどを、子どもたちだけでなく保護者の皆さまにも体験いただきました。
また、溺れている人を見つけたときにできることも体験しました。保護者の力を借りて呼吸確保をし上向きで浮く練習や、溺れている人に向かってペットボトル等の浮き具を投げる練習、高学年のご家族には水から引き上げることの難しさも体験していただきました。
今回の体験を通して、親子で一緒に安全に過ごす方法を考えながら、楽しい夏休みを過して欲しいと願っております。
*ポスターをクリックすると、ハンドブックPDFがダウンロードできます。