山手限定
動物園に行きました(発達障がいのある小学生グループ「きらきら」活動報告)
グループ活動「きらきら」は、主に発達障がいのある小学生が月に1度、仲間やボランティアリーダーと一緒に屋外にでかける活動です。
療育を目的とはしていませんが、仲間との出会いや楽しい体験の中で豊かに成長して欲しいと願い、YMCAは永年にわたってこの活動を行なっています。
6月4日は、気持ちのいい青空の下、総勢16人で上野動物園に出かけました。
事前の準備会でボランティアリーダーたちは、グループの仲間と一緒に楽しめるようにと、
「どうぶつビンゴ」を作成。
子どもたちは当日、グループの仲間と協力して、ビンゴに書かれた9つの問題を考えながら園内を回りました。
どのグループも、「どのルートで回ったらいいか」「答えの動物は何か」など、楽しそうに話し合う様子が見られました。
また「カバは嫌い」と言っていたメンバーが、リーダーから「カバって5分間も水の中に潜れるんだよ」
という話を聞いたことで、帰る頃には「カバが好き」になったり、
初めて猿のアイアイがいることを知って喜んだりと、仲間と一緒に動物を見て回ったことで、
ゲームの答え以外にも得たものがあったようでした。
家族や学校で来る動物園とは一味違う発見があり、またそれを仲間と共有することもできた1日となりました。
7月の活動は葛西臨海公園で「夏」をテーマにした活動を予定しています。