東京YMCAの学生寮の歴史は古く、1892年(明治25年)に遡ります。地方から上京してくる学生のために、キリスト教を基盤とした勉学にふさわしい寄宿舎を提供しようと、多くの篤志家の支えによって運営されてきました。「山手学舎」はそうした伝統の中、1954年に山手センター内に開設され、多くの有為な青年諸氏を社会に送り出しています。
学舎での生活は、学生の自治の精神によって運営されており、すべて話し合いによって決められています。さらに学生たちはYMCAの幅広い活動に参加するなどして、それぞれの学生生活を意義深いものとすることも目指しています。 人との関わりが希薄な現代において、大変貴重な経験のできる学生寮です。