東陽町
「Yわい歌のひろば」開催80回目を迎えました。
月に1度、東陽町センターに集まって童謡や唱歌などを歌う「Yわい歌の広場」が7月13日、開催80回目を迎えました。
2010年5月、20人ほどの参加者でスタートしたこの会は口コミで広がっていき、今では毎月60~70人の方が参加。8月を除き年11回開催していますが、雨の日も雪の季節にも皆さん欠かさずに参加くださいます。年齢は60歳後半から90歳を越える方まで。江東区内だけでなく、1時間以上かけて通い続ける方もいらっしゃるとか。
この日も開始30分前から会場前に行列ができ、話に花を咲かせていました。
一番前の席で歌っていらした中谷さんは、「笑顔と歌は人生に欠かせませんよ。友人3人で毎回楽しみに参加しています」。
また、2010年から参加の巽さん(91歳)は、「お洒落をして、皆さんと一緒に歌うことはとにかく楽しい。お腹の底から声を出すと気分もいいです」。歌っているから健康なのか、 健康だから歌えるのかは分かりませんと言いながらも、皆さん実ににこやかでお元気そうでした。
またこの「歌の広場」は2011年11月から、東日本大震災で被災した石巻市の仮設住宅などを訪問しており、一緒に歌うことで被災者を励まし続けています。
初回からこの会を率いてきたボランティアの吉田紘子さんは、「歌はいろいろな違いを越えて心に届きます。歌で絆ができました」。最初は口を閉ざしていた被災地の方々ともすっかり親しくなり、仮設住宅にご招待されることもしばしばと言います。
7、8月お誕生日のみなさん |
ボランティアのみなさん |
7、8月お誕生日のみなさん |
ボランティアのみなさん |
選曲、歌詞の用意、ピアノ伴奏、受付、お茶菓子の用意など、会の運営はボランティアが中心となって担っています。
今回も、80回の記念にと手作りのマドレーヌを100個焼いてプレゼントしたり、「80回記念抽選BOX」を用意してキーケースやTシャツなど景品も配ったり、お誕生月の方をお祝いしたりと、心のこもった運営で、温かく和やかな「歌の広場」が作られていました。
ボランティアも参加者も、皆さん実に気持ちのいい笑顔で、「100回まで元気に歌いましょう」と約束して閉会となりました。
YMCAでは都内各地で歌の会を開催しています。
ご興味ある方はぜひ一度お越しください。詳細はこちら⇒