東陽町
【感謝報告】災害スタディ2022~防災まち歩き~プログラムを開催しました
9月3日(土)「災害スタディ」2022~防災まち歩き~プログラムが、東陽町コミュニティーセンターで開催されました。
(ファシリテーター:東京災害ボランティアネットワーク事務局長 福田信章氏)
今年で3回目を迎えるこのスタディは災害時【いざというとき助けてくれるのは近所の人】という視点で、毎年継続開催されています。防災の観点から街を一緒に歩き、街の特徴や資源、併せて歴史や人を知り、地域の皆さんを繋ぎ、支え合う地域社会を創ることを目的としています。今回は行政、企業、団体、個人44名が参加。その内3名は障がいのある方でした。
私たちの気づかない視点から災害時に課題となる点や気づいたことをご指摘いただきました。例えば電線が切れて危ないことは知っていても、どこで電線が切れているのか視覚障がいの方は知るすべがない。車椅子で避難できるスロープのある段差が少なすぎる。災害時対応できる自動販売機(飲み物が無料で取り出せるもの)は見当たらない。などなど。普段何気なく歩いている自分たちの街も、一つ視点を変えると全く違った街にみえてきます。
この体験を生かし、多様な視点から街を見直し、地域の方々と一緒に災害に強い街、横の繋がりを築ていきたいと思います。楽しくためになる秋晴れの一日となりました。
(東陽町コミュニティーセンター館長 沖 利柯)