東陽町
【活動報告】「第87回神田川船の会」に150人が参加しました
「第87回神田川船の会」が6月10日に開催されました。
当日は曇り空で波穏やかにして程よい気温。午前・午後の各2便に、ほぼ満席の約150人が乗船し、2時間強のクルーズを楽しみました。
浅草橋を出発し、グリーンクラブのガイドによる橋の由来などの説明を聞きながら神田川、日本橋川、豊海橋、隅田川に沿って趣ある景色を鑑賞し、小名木川に設置された扇橋閘門の通過を体験した後、隅田川、神田川へ戻りました。
扇橋閘門は、東西の水位差を調節して船の通航を可能にする施設です。通過した際は、川のエレベーターのように水位が一気に1.5m上下することに皆さん驚愕していました。
神田川船の会は、都内最古の歴史+環境クルーズです。1979年(昭和54年)、「甦れ神田川」を合言葉に当時異臭を放っていた川筋に船を出し、神田川の清流復活と護岸の緑化・環境整備を願い、忘れられつつある江戸文化・街造りの歴史を交えてガイドを行う試みからスタートしました。
今後も、乗船客に楽しんでいただきながら、環境改善のための情報発信などを続けていきたいと考えています。
扇橋閘門を通過した時の2号船内の様子。左前方の白とピンクの船が1号船。