講演会
荒川 紘氏『故郷フクシマの未来を考える』(3/17)
科学思想史を専門としながら幅広い研究をされている荒川紘先生を福島からお招きします。
世界でもっとも危険といわれていた中電浜岡原発の危険性を、静岡で学生に語り続けながら、正直なところ、地震の少なかった故郷にある東電福島第一原発の巨大事故は想像できなかったといいます。
3・11 から丸五年の今、なぜ福島県に東電の原発が設置されたかを探りながら、フクシマをどう再生すべきか、ともに学び、考えたいと思います。
*東京YMCA午餐会は、毎月1回、昼食を共にしながら、各界の著名な方々のお話を聴く会で、国際、政治、経済、教育、文化、科学等の幅広い分野から講師を迎えて開催しています。1920年代から賛助会活動の一環として開催している歴史ある講演会です。
どうぞお気軽に、ご知友お誘いあわせの上ご参加ください。
【と き】2016年3月17日(木)12:00~13:30
【卓話者】
静岡大学名誉教授
荒川 紘(あらかわ ひろし)氏
【略 歴】福島県に生まれ、福島県立棚倉高等学校から東北大学理学部物理学科に進む。
東洋大学、東京職業訓練短期大学校、静岡大学、愛知東邦大学教授を歴任。専攻は科学思想史。静岡大学名誉教授。
現在福島県に在住。
【著 書】
『古代日本人の宇宙観』海鳴社、1981 年
『科学と科学者の条件』海鳴社、1989 年
『世界を動かした技術=車』海鳴社、1993 年
『龍の起源』紀伊國屋書店、1996 年
『日本人の宇宙観』紀伊國屋書店、2001 年
『東と西の宇宙観』(東洋編・西洋編) 紀伊國屋書店、2006 年
『教師・啄木と賢治』新曜社、2010 年
『原発に抗して・一科学史教師の闘い』唯学書房、2014 年
『会津藩士の慟哭を超えて』海鳴社、2015 年 その他
【テーマ】故郷フクシマの未来を考える
【ところ】 東京大学YMCA
*東京メトロ南北線 東大前駅徒歩0分
改札前エレベータをのぼってすぐ。
【参加費】 3,000円 (食事なし1,500円)
【お申込み】3月15日(火)までにお願いいたします。
東京YMCA賛助会事務局
TEL:03-3615―5568
FAX:03-3615-5578
E-MAIL:kaiin@tokyo.ymca.or.jp
チラシはこちらから