講演会
松居 直氏『絵本のはたらき―言葉の大切さについて―』(7/13)
家庭で耳に聞く言葉、語られる言葉には、意味以上に気持ちや思い、愛情が込められています。それは子どもたちが心豊かに成長する上で欠かせないものです。
家庭でも機械から発せられる「機械語」が幅を利かせ、言葉の力が失われつつある今、絵本の読み語りをはじめ、心のこもった言葉や声がますます求められているのではないでしょうか。
絵本を通して子どもたちに愛情を注ぎ続けてきた松居直さんにお話を聞きます。
【と き】2016年7月13日(水)12:00~13:30
【卓話者】
福音館書店相談役・児童文学者
松居 直(まつい ただし)氏
【略 歴】
1926年生まれ。編集者、児童文学者。
同志社大学法学部卒業後、福音館書店の創業に参画し、編集部長、社長、会長を経て、1997 年より相談役。
1956 年に月刊絵本「こどものとも」を創刊し、いわさきちひろ、初山滋・田島征三・安野光雅・堀内誠一・長新太、寺村輝夫などの才能を発掘、多くの絵本作家を世に出す。
戦後日本の児童書出版を牽引。ディック・ブルーナの「ミッフィー」を「うさこちゃん」として日本に初めて紹介した。
【著 書】
『絵本のよろこび』日本放送出版協会(2003.)
『ママの手催眠術みたい 子どものつぶやき育ての心 編』 女子パウロ会(2004)
『絵本が育てる子どもの心』日本キリスト教団出版局(2004)
『声の文化と子どもの本』日本キリスト教団出版局(2007)
『松居直のすすめる50 の絵本 大人のための絵本入門』教文館(2008)
絵本『ももたろう』『だいくとおにろく』『ぴかくんめをまわす』(福音館書店)
その他、著書、編書、訳書多数。
【テーマ】絵本のはたらき ―言葉の大切さについて―
【ところ】 東京大学YMCA
〒113-0023 東京都文京区向丘1-20-6
*東京メトロ南北線 東大前駅徒歩0分
*改札前エレベーターをのぼってすぐ。
【参加費】 3,000円 (食事なし1,500円)
【お申込み】7月11日(月)までにお願いいたします
東京YMCA賛助会事務局
TEL:03-3615―5562
FAX:3615-5608
E-MAIL:sanjo@tokyoymca.org
チラシはこちらから