感謝報告
【感謝報告】山中湖センター100周年記念感謝会
山中湖センター100周年記念感謝会が10月28日(土)、山中湖村関係者も含め総勢83人を迎えて開催されました。
第一部は堀光雄牧師による記念感謝礼拝。聖書とキャンプの話に、100年間神様も、ともに歩み、いつも見守ってくださっていることへの感謝を覚える礼拝でした。礼拝に続き「感謝・報告」。そして高村村長、長田平野区長、日本YMCA同盟田口総主事からご祝辞をいただき、会に華を添えていただきました。所長の中里からは募金使途報告、上田晶平募金委員長からは特に今回初の試みであるクラウドファンディングによる募金のお願いがあり、最後に総主事より感謝の挨拶がありました。
第二部は青山鉄兵氏による「YMCAキャンプの持つ力」と題した講演。青山氏からの質問に参加者のスマートフォンでの回答がタイムリーにスクリーンに映し出され、青山氏と参加者がやり取りしながらのあっという間の90分でした。講演では、多様化する対象者をどのように受け入れていくのか、YMCAが培ってきた特性をとらえ、今後のキャンプへの展望が語られました。また、現代の社会で生きにくさを抱えるユースの声を聴き、ともにキャンプを作っていくことの大切さを改めて学ぶことができました。
第三部の記念感謝パーティーは佐伯紘氏による食前の感謝、中内俊一郎氏の乾杯で始まりました。おいしい食事と仲間との会話や笑い声が響き、最後までたくさんの笑顔に包まれた会でした。
2日目は堀牧師に朝拝をお願いし、中高生エンジョイキャンプ参加者も一緒に礼拝の時を持つことができました。朝食後には解散でしたが、オプショナルプログラムが用意され、つかの間の山中湖を楽しんでいただき午前中いっぱいで記念感謝会のプログラムはすべて終了となりました。
今回の感謝会には山中湖村関係者の方にも多くご出席いただきました。この地にあるキャンプ場として地域に支えられてきたことへの感謝とこれからもつながりを深めていけることを切に願います。参加いただいた多くの方の思い、募金での多くの方の思い出や励ましのメッセージをとおし、キャンプ体験は目には見えないが、途切れることのないつながりを作っていることを実感します。そしてこのつながりが、今の社会で生きていくのに必要な要素の一つだと改めて感じました。多くの思いが集った感謝会は、この場に集った者だけでなく100年の中で積み重ねてきた一人ひとりの思いが集まった会であったように思います。その100年の歴史の中に身を置きながら過ごせたことに心より感謝いたします。
<山中湖センター所長 中里 敦>