感謝報告
【感謝報告】山中湖センター100周年記念事業 プロジェクトアドベンチャー完成!
山中湖センター100周年記念事業のひとつである「プロジェクトアドベンチャー」が完成しました!!
プロジェクトアドベンチャー(以下、PA)とは、冒険を活動の柱にして個人の成長とグループ内の人間関係づくりを支援する、アメリカが発祥の教育手法です。 全人的な人間教育を目指し、現在ではアメリカを中心にして世界各地にプロジェクトアドベンチャーの普及を目指した教育団体があります。PAには、ハーネスを用いて高所で行うハイエレメント、地上で行うローエレメント、それぞれに数多くの器具がありますが、その中で今回は3つのローエレメントを設置しました。
<ジャイアントシーソー>
巨大なシーソーで、6-10人のグループで挑戦します。一人ずつシーソーに乗っていき、全員が乗るまでの間シーソーが地面に触れないように、仲間と協力しながら取り組みます。
<TPシャッフル(丸太)>
6-10人のグループ全員で丸太の上に立ち、誰も地面に落ちないようにしながら、支持された順番に並びなおす挑戦です。
<ニトロクロッシング(ターザンロープ)>
指定されたスタート地点からゴール地点までをターザンロープのみを使用して、6-10人のグループ全員が移動する挑戦です。
どのプログラムも、一人ずつが頑張っても達成できず、仲間と協力し支えあうことで達成できます。その過程で、自己との対峙、葛藤、自分自身に対する挑戦、仲間との協力や信頼関係、成功体験や達成感など、人間の成長に生かすことができる気づきがたくさん生まれます。
2019年の年末から全世界に不安と混乱をもたらした新型コロナウィルス感染症により、私たちの生活は一変し子どもたち同士の直接的なつながりの希薄化、社会的活動の減少を経て、子どもたちのコミュニケーション能力、問題解決能力、あるいは忍耐力、やり抜く力、立ち直る力などに大きな影響を及ぼしたと言われています。山中湖センターに来てくださった皆さんに今回導入したPAを体験いただき、コロナ禍を経て大きな影響を受けたこれらの力を豊かに育んでいきたいと願っています。
皆さまからの大きなご支援のおかげで、今回のPA導入が可能となりました。ご理解、ご協力に心より感謝申し上げます。
山中湖センター100周年募金は3月末まで継続して受け付けています。皆さまと共にこのキャンプ場を未来にむけて維持発展させていくため、引き続きのご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
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