私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

  1. ホーム
  2. コミュニティーサービス、地域活動、教養、講座
  3. 杉並 ニュース
  4. ウォーキングのご案内 ~特別天然記念物・・・マリモ、屋久杉にならぶ 田島ヶ原のサクラソウ自生地~(WHO)4/13

コミュニティーサービス、地域活動、教養、講座ニュース

杉並

ウォーキングのご案内 ~特別天然記念物・・・マリモ、屋久杉にならぶ 田島ヶ原のサクラソウ自生地~(WHO)4/13

「ウォーキング・ホリデー・オギクボ(WHO)」は、月に1度、東京近郊を歩く会です。 健康作りや仲間作りを目的に1997年に開始。以後20年余、会員ボランティアが中心となって、欠かさず開催しています。


第229回となる2019年4月は、特別天然記念物の田島ヶ原のサクラソウ自生地ほかを訪ねます。
どうぞお気軽にご参加ください。


==【2019年4月のご案内】==

天然記念物は、数あれど、特別天然記念物となると、屋久杉や阿寒湖のマリモなど、非常に限られています。さいたま市田島ヶ原のサクラソウ自生地は、大正9年(1920) に国の天然記念物、昭和25年(1950)に特別天然記念物に指定されています。極力、自然の生育にまかせています。それだけに可憐な花にひかれます。過去4年間の見頃に合わせて、計画しました。鴨川、鴻沼川も春の色を浮かべ、ノウルシ、ツボスミレ、チョウジソウ、ムラサキケマン、シロバナタンポポなども花を競っているでしょう。


2019who04_1.jpg
開花前の自生地
2019who04_2.jpg
サクラソウの群生
2019who04_1.jpg
開花前の自生地


2019who04_2.jpg
サクラソウの群生

*さいたま市教育委員会 生涯学習部文化財保護課より、画像の掲載許可をいただきました


【日にち】2019年4月13日(第2土曜) 9:45~14:30頃

【コース】JR埼京線・中浦和駅⇒鴻沼資料館⇒田島氷川神社⇒鴻沼資料館⇒秋ケ瀬緑道⇒桜橋⇒昭和水門⇒田島ヶ原サクラソウ自生地⇒鴨川堤桜通り公園⇒プラザウエスト⇒鴨川⇒秋ケ瀬公園⇒秋ヶ瀬緑道⇒JR埼京線中浦和駅
*当日、コースの一部変更をすることもあります


【集 合】JR埼京線・中浦和駅  9:45
 
【解 散】同 上 14:30
  
【持ち物】弁当、飲料、敷物、雨具、名札

【参加費】300円 
*初参加の方は、名札代200円別途。
*施設入場料、交通費は別途

【問合せ】東京YMCA杉並センター
*事前の予約は不要です。現地に集合ください。
*ご不明な点などありましたら、下記フォームからご連絡ください。問合せフォーム



【今回のみどころ】
◆サクラソウ:サクラソウ科の多年草。荒川流域での自生サクラソウを鷹狩りに来た家康が持ち帰り、丹精したことから大名、寺社、庶民に伝わったという説もあるが、江戸時代に園芸栽培が始まった。多様な品種がある。埼玉県の県花はサクラソウ、さいたま市さくら区の名の由来もサクラソウから。

◆鴻沼資料館:地域の開発の歴史や、当時の農機具などが展示されている。

◆田島氷川公園:地域の鎮守。創建時期は不明だが、慶安2(1649)年に徳川家光から7石の朱印地を拝領した記録がある。

◆秋ヶ瀬緑道:中浦和駅から秋ヶ瀬公園までの鴻沼川に沿った約2.2㎞の遊歩道。

◆田島ヶ原サクラソウ自生地:荒川の河川敷に広がる約4万㎡の土地に約145万~150万本のサクラソウが自生している。減少傾向にあるが、草刈り、野焼き程度で、植え込みなどは行わない。観光用に植え込んだものとは違い、それだけに可憐さが引き付けられる。大正9(1920)年天然記念物、昭和25(1950)年に国の特別天然記念物に指定。

◆鴨川桜堤通リ公園:旧鴨川の堤には、約170本のサクラが植樹されている。

◆プラザウエスト:
桜区役所、サクラ図書館などの複合施設がある。敷地内に10種のサクラが植樹されている。







-WHO 2019年3月ご報告- 「六義園のシダレザクラで笑顔」

前日、気にかかることがあって下見に行ったら、飛鳥山のソメイヨシノが開き始めていました。このままいけば本命の六義園のシダレザクラと両手にハナと思っていたら翌3月23日は、震え上がる寒さ。
王子駅を33人で出発。明治5年に日本で初めて用紙を製造した記念碑を見て、切手とお札の博物館へ。偽札防止の技術の進歩の説明を受けました。装束稲荷には、関八州の狐が大晦日の夜に集まったというエノキの3代目あります。狐が行列して詣でたと伝わる王子稲荷神社へ、見た目は人間様の行列が長く続きます。ニ、三匹狐が紛れていないかと思いながら。ここで、本物の狐の住処跡を見ました。背中合わせの名主の滝公園では,男滝から水が勢いよく落下していました。それにしても一貿易商がこれほどの庭を造ったとは、明治は面白くもあった時代だったのでしょう。前日、地元の古老に「数万匹いる」と教わった、池のオタマジャクシを見忘れました。飛鳥山と石神井川の渓谷は、江戸時代からの観光地、かつては、付近には数10軒の料理屋があったそうです。

権現坂から、東京十社の王子神社に回り、石神井川親水公園にいったん降りて、再び飛鳥山を目指しました、将軍吉宗が桜を植えて、江戸町人の花見の場所になったのです小高い丘からは都電荒川線のちんちん電車の行き交うさまが良く見えました。花見用の提灯、仮設トイレは準備されていますが、花見客はまばらソメイヨシノは、遠くからは咲いているかに見えますが、近づくと蕾が膨らんでいる程度、それぞれ場所を探してお弁当。それにしても厳しい寒さ。いつもは1時間でも足りない昼食休憩も、いつの間にか全員が区立飛鳥山博物館で避寒していました。

西ヶ原一里塚を観てから、メトロ南北線・中里駅から駒込駅へ、地上に上がったところが江戸時代の大名庭園・六義園の染井門。高い樹木林が迎えてくれました。正門近くに今回のねらい目のシダレザクラ、早咲きとあって見事な晴れ姿。思わず歓声を上げ、しばし見入りました。団体でない外国人も多く、混雑具合もほどよし。寒さによる疲労が消えて、明るい笑顔になりました。第二シダレザクラも見てから、標高35mの藤代峠の急坂もなんその。峠から回遊式築山泉水庭園を一望しました。園内を一周、染井門付近で解散しましたが、もう一度シダレザクラに戻った人たちもいました。

(吉田)

2019who03r4.jpg
王子・名主の滝庭園の滝川
2019who03r3.jpg
六義園内の藤代峠から見る泉水回遊庭園
2019who03r4.jpg
王子・名主の滝庭園の滝川


2019who03r3.jpg
六義園内の藤代峠から見る泉水回遊庭園



2019who03r1.jpg
六義園のシダレザクラ
2019who03r2.jpg
ご参加のみなさま
2019who03r1.jpg
六義園のシダレザクラ


2019who03r2.jpg
ご参加のみなさま



【WHO今後の予定】2019年5月25日(第4土曜) 丸子多摩川付近の青葉若葉

※さまざまな事情で予定が変わることがあります。『WHOリポート』か新着情報でご確認ください。