私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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ウエルネスのお知らせ

活動報告

親子で着衣泳を体験しました(6/27 @山手センター)

東京YMCA山手コミュニティーセンターでは6月27日、幼児小学生の親子を対象に着衣泳体験会を実施しました。この体験会は全国YMCAの『ウォーターセーフティーキャンペーン』の一環で開催したもので、今回は計39人の親子が参加しました。


●体験① まずはルールを覚えて
紙芝居を見ながら、「子どもだけで池や川で遊んではいけない」「溺れている人を見かけたら、自分では助けずに大人を呼ぶ(119番通報をする)」「自分一人で手や棒などを差し伸べて助けようとしてはいけない」など、水辺の注意事項を学びました。

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●体験② 流れるプール
みんなで同じ方向に歩いて「流れるプール」を作った後で、「反対周り!!」。わずかな流れでも水の力は強くて重たいこと、水流に逆らうのは難しいことを体験。川や海など流れがあるところでは、泳力があっても流されてしまうことを学びました。

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●体験③ 着衣で浮いてみよう
もしも水に落ちてしまったら慌てて岸にあがろうとするのではなく、まず落ち着いて浮き身(背浮き)の姿勢を取りましょう。大原則は「浮いて、待とう!」です。服は保温効果もあるので脱ぐ必要はありません。くつも浮力効果があるのではいたままでOK。とにかく力を抜いて呼吸を確保します。小さなペットボトルでも、喉元に持てば息がしやすくなります。

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●体験④ 障害物を体験

川や海では、海藻や石など障害物がいっぱいです。ひもを巻いたフラフープをくぐったり、リーダー(スタッフ)が泡立てた波の間を通り抜けたり、オモチャがゴロゴロと沈んでいる所を歩いたり。服を着て岸に上がる難しさも体験しました。障害物の上を歩いたり、くぐったり、波の中を歩いたりすることは、不快で動きにくいことを家族で体験しました。

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YMCAでは1981年から40年余にわたって水上安全教育に取り組んでおり、現在では各地の教育委員会にも後援いただき、子ども向けのハンドブックを地域に配布するなど、水の事故ゼロを目指し安全知識の普及に尽力しています。
YMCAのアクアティックプログラムでは、水上安全教育を通じてかけがえのない「いのち」を守り育むことを目的に活動しており、水難事故を防ぐために必要な知恵と身を守る術を伝えていくことが、私たちの大切な働きであると考えています。

海や川など水辺に行く際には、安全に気を付けて遊びましょう。もし、事故が起きても落ち着いて行動しましょう。

■YMCAの水上安全教育はこちらから⇒
 *当日上映した紙芝居や、今年の「ウォーターセーフティーハンドブック」がご覧いただけます。


【後 援】新宿区、新宿区教育委員会、中野区教育委員会、文京区教育委員会(順不同)
【協 力】東京YMCA社会体育・保育専門学校