キャンプ・野外教育
【感謝報告】キャンプ100人招待プログラム第1弾「山中エンジョイキャンプ」
今夏(7月27日~7月29日)、山中湖センター100周年記念事業「キャンプ100人招待プログラム」の第一弾として、新型コロナ感染症の影響や物価上昇、その他様々なご事情により経済的にお困りのご家庭の子どもたちを対象として、山中湖センターにて2泊3日のキャンプを実施しました。小学1年生〜6年生29人、リーダースタッフ9人、総勢38人が参加し、笑顔があふれ、歌声が響く豊かな時間を共に過ごしました。
キャンプでは、力を合わせてビッグカヌーで湖に漕ぎ出したり、野外炊爨でカレーライスを作って食べたり、キャンプファイヤーで仲間とワイワイしたり、歌をたくさん歌ったり。プログラムを通して子どもたち同士、子どもたちとリーダーたちの関係性はどんどん深まっていき、本当にあっという間の2泊3日でした。特に印象的だったのは、子どもたちはみんなと一緒にご飯を食べること、一緒にお風呂に入ることなど、プログラムだけではなくキャンプ生活そのものを楽しみにして満喫していたことです。仲間と一緒に生活できたこと、たくさんのお友達を作れたことが最大の思い出と語る子どもたちもたくさんいました。ビッグカヌーやキャンプファイヤーなどのプログラムももちろん思い出の一つなのだと思いますが、それ以上に仲間と一緒に協力しながら取り組めたこと、その中で仲間との信頼関係が築けたこと、一緒に声を合わせ笑い合い、語り合ったこと、そういったキャンプ生活全般が子どもたちの心に残ったことはとても嬉しいことでした。
私たちはキャンプの持つ大きな力を信じています。キャンプによって育つ子どもたちの限りなき成長を信じています。キャンプが、国籍や文化、性別や宗教、障がいの有無や財政的状況、そういった要因によって差別されることなく、全ての人が参加できるものとなるように、引き続き支援を募りながら企画・運営していきたいと思っています。
山中湖センター100周年記念募金に多くの方々からのご支援をいただき、このプログラムを実施し、未来を担う子どもたちに貴重な体験の場を提供できたことに心よりの感謝を込めて、ご報告申し上げます。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。