キャンプ・野外教育
【感謝報告】キャンプ100人招待プログラム第3弾「中高生エンジョイキャンプ」
10月27日~29日の3日間、山中湖100周年記念事業である「100人の子どもをキャンプに」の第三弾として、新型コロナ感染症の影響や物価上昇、その他様々なご事情により経済的にお困りのご家庭の中学生・高校生の子どもたちを対象として、山中湖センターにて2泊3日のキャンプを実施しました。中学1年生〜高校3年生11人、リーダースタッフ7人、総勢18人とこぢんまりとしたキャンプでしたが、人数が少なかったからこそ、全員にスポットライトが当たり、一人ひとりのきらきら輝く姿を見ることができました。
中学生、高校生という多感な時期に、初対面の人と一緒に2泊3日過ごす、協力をしてカレーを作る、ビッグカヌーを漕ぐ、グラウンドで全力で遊ぶ、みんなで歌を歌うことに初めは躊躇したり、恥ずかしいと思う気持ちを持ったかもしれません。しかし日常と離れた環境で、ともに生活をするなかで、本音がぽろっと出たり、いつも以上に全力で遊んだり。徐々にリーダーや仲間との距離が近づいていき、解散式では別れを惜しむ姿がありました。
また、キャンプ後のアンケートでは、「初めての人でもこんなにすぐに打ち解けることができるのだと知り、自分に自信がつきました」、「人生、価値観が変わった」、「以前のような生き生きとした表情を久しぶりに見ることができた」と子どもたちや保護者の方からの声をいただきました。
3日間という短い時間でしたが、子どもたち、リーダーにとって貴重な成長、学びのある機会だったと、改めてキャンプの持つ大きな力を感じました。
多くの方々からのご支援をいただき、このプログラムが実施できたこと、未来を担う子どもたちが、今回の山中100周年の募金を利用して貴重な体験の機会を提供できたことに感謝を申し上げます。
引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。