私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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たくさんの、心が動いた夏 。ー 東京YMCAサマープログラム報告 ー

たくさんの、心が動いた夏 。

2025年度の東京YMCAサマープログラムには、延べ1,315人が参加しました。
仲間と過ごす時間、そして一つひとつの挑戦を通して、子どもたちは自ら考え、行動し、他者と協力しながら成長を遂げていきました。

その中で子どもたちに芽生えていったのが、YMCAが大切にしている4つの価値です。

Caring(思いやり)/Honesty(誠実さ)/Responsibility(責任感)/Respect(尊敬心)

これらの価値は、知識として教えられて身につくものではありません。
子どもたちは自分の気持ちと向き合い、仲間の言葉に耳を傾け、助け合う体験を重ねることで、自然とその意味を体得していきます。

自分を大切にすること、そして他者や自然を思いやること。
こうした経験の積み重ねが、生きる上での土台となります。

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■支援によって広がる「出会い」と「体験」の輪
今夏は、フレンドシップファンドを通して23人の子どもたちが参加しました。
皆さまからのご支援により、経済的な理由で参加が難しい家庭の子どもたちへ体験の機会を届けることができました。

さらに、クラウドファンディングによって、外国にルーツのある子どもたちを対象としたキャンプも実現しました。
文化や言葉、背景の異なる子どもたちが集い、共に生活し、遊び、語り合う中で、お互いを尊重し合う気持ちが生まれました。

このような体験は、単なる「楽しい夏の思い出」ではなく、多様な価値観を受け入れ、共に生きる社会のあり方を学ぶ、かけがえのない場となっています。

■これからのYMCAの歩み
この夏、子どもたちが経験した「挑戦」「つながり」「思いやり」のすべてが、成長していくための確かな基盤になります。

東京YMCAは、これからも一人ひとりのありのままを尊重し、子どもたちの心の土壌を耕す活動を続けていきます。

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参照
▼フレンドシップファンド
▼外国にルーツのある子どものキャンプ2025報告


キャンプ参加者
キャンプは初だったけど、山中キャンプに来て友達をつくっても何日かで別れて、初対面の人たちとも共に生活をして、そんな不思議なことが非日常で楽しかったです。とくにキャンプファイヤーがとても楽しめました。行く前のドキドキとワクワクをこえました。本っ当に楽しかったです!!
キャンプ参加者の保護者
普段はあまり積極的な方ではないのですが、自然豊かな環境の中で協力し合いながら一緒に過ごす仲間たちから勇気をもらって、色々な挑戦をできたことは、大いに自信になったようです。家に帰り、自分でできることは自分でする気持ちも見えるようになりました。
短期水泳参加者
楽しかったです。けのびができるようになってうれしかったです。リーダーの教え方がわかりやすかったです。プール大好きです。
英語プログラム参加者
えいごをはなしたこと、いつもはできないことがたくさんできたこと、せいんせいはやさしくておともだちもたくさんできて、おべんとうもおしかったし、とくべつないっしゅうかんでした。まいにち、うきうきわくわくしていました。えいごでもっとせんせいとおはなしできるようになりたいです。
英語プログラム参加者の保護者
英語漬けの環境で、色々なActivityがあり、体を動かす事もできて、
充実した時間を過ごすことができました。
本人から「楽しいから来週も行きたい!」と言われ、参加して良かったと思いました。