山手限定
「水上安全キャンペ-ン」~親子で着衣泳、海藻なども体験~
子どもたちを水の事故から守るため全国YMCAは 6月17日、各地で一斉に『水上安全キャンペーン』を開催し、事故に遭わないための知識を伝えると共に、着衣泳など講習会を実施しました。
この『水上安全キャンペーン』は1981年から30年以上にわたって毎年6月に行なっているもので、現在では各教育委員会の後援も得て、小学校等での出前授業やハンドブックの無料配布など、広く地域の子どもたちを対象に開催しています。
東京YMCAでは山手コミュニティーセンター(高田馬場)とウエルネス東陽町(江東区)の2カ所で、幼児・小学生やその保護者たちが着衣泳や救助法などを体験しました。
●まずは紙芝居から
「おぼれている人を見かけたらどうする?」「足のつかない海で遊ぶのは安全?」など水の事故にあわないための知識を紙芝居で学んだ後、実際にプールで体験しました。
●「20m チャレンジスイム」
海や川に転落してしまった時に最低限必要な泳力を身につけようと、山手コミュニティーセンターでは「20mチャレンジスイム」も実施。いつもは20m泳げない子どもたちも、泳ぎのポイントを覚えながら浮き具を利用するなどして、全員ゴールすることができました。
●親子で着衣泳(ウエルネス東陽町)
ウエルネス東陽町では、ご家族で水辺の遊びを楽しんでほしいと願い、保護者の方も一緒に着衣泳体験に参加いただきました。服を着たまま水に入ったときの動きにくさを体験したほか、海藻に見立てた障害物の中を歩いたり、石の上を歩いたり、また溺れている人に浮き具を投げてみる練習などもしました。
なお、全国YMCAで作成している「ウォーターセーフティーハンドブック」は、下記から無料でダウンロードいただけます。AEDなど大人でも役立つ知識を、お子様にもわかりやすく紹介しています。ぜひご活用ください。
ハンドブックのダウンロードはこちらから⇒