私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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【活動報告】野川下り⑤「懐かしい秋」調布から喜多見へ(WHO10月)

10月例会は22日、京王線調布駅前を出発。途中参加を含めて41人が参加。コースは、前月、降雨のため途中で打ち切った部分を最初に歩きました。どうしても農村だった調布の面影を訪ねたかったからです。

路線バス2台に分乗して八雲台へ。野川の流路変更と改修で不要となり保存されている旧榎橋の欄干を見ました。小さいながらしっかりした石造で、村の誇りだったのでは。現在の幅も長さもある榎橋から野川を遡ります。農業の神として崇められた虎狛神社は589年の創建、祇園寺は古刹深大寺を開基した満功上人によって創建されたと伝わります。付近にニンジン、ダイコン、サトイモなどの畑、秋播きの準備か、畝寄せを終えた畑もありました。鎌倉時代に日本で最初の甘柿として発見されたとされる「禅寺丸柿」の子孫の大木を見ました。ここで折り返して野川を下り、甲州街道、京王線鉄路を越えます。本来なら、ここが今回の出発点でした。

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野川橋で小休憩。近くのコンビ二で昼食を買う人、トイレを借りる人。
昼食予定の「きたみふれあい広場」まで4km強、遅い昼食を予定していました。なぜか、ここから歩行速度がアップしました。これではバテてしまう。参加者のひとりから「この先に広場があって座れる。トイレはないが隣接するミニスーパーで借りられる、昼食場所を変更しては。」との助言と「先乗りをしてもよい」との申し出がありました。お願いすることにしました。

この広場は、住宅団地の子どもの遊び場の通称スリバチ公園。40分の食事休憩をとりました。その後は、墳陵上に社殿がある糟嶺神社をパスして最終目的地、きたみふれあい広場に到着しました。ここは小田急電鉄の車輌基地の屋上を地盤化し、高さ10mほどの丘にして、屋上に林、花壇、池、芝生広場になっています。東にハケの森の連なり、西に富士山をはじめ丹沢などの山並みが望めました。なんだか先を急ぐ癖がついてしまい、全員完歩を確認して、ここで解散して、それぞれ小田急線喜多見駅に向かいました。

(吉田明弘)


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