講演会
『宗教改革は文化の改造である』金子晴勇氏(10/20午餐会)
今月の午餐会(ごさんかい)は、聖学院大学総合科学研究所名誉教授の金子晴勇氏をお招きして、「宗教改革は文化の改造である」をテーマにお話を伺います。
ぜひ、ご知友お誘いあわせの上ご参加ください。
*東京YMCA午餐会は毎月1回、昼食を共にしながら、各界の著名な方々のお話を聴く会で、国際、教育、文化、芸術、科学等の幅広い分野から講師を迎えて開催しています。1920年代から開催している歴史ある講演会です。⇒詳細はこちら
【と き】2017年10月20日(金)12:00 ~13:30
【内 容】
ヨーロッパの十六世紀に起こった宗教改革はキリスト教の教義に対する改革であったが、それは同時に人間の生き方の改革でもあった。この改革運動はルターの「九五箇条の提題」に発し、ヨーロッパ全土に広がったが、その後五〇〇年の歴史的結果を検討してみるとどのような課題を今日わたしたちに提示しているのか。とりわけキリスト教の霊的な力を凋落させた世俗化の問題を考察する。
【卓話者】
聖学院大学総合科学研究所名誉教授
金子 晴勇(かねこ はるお)氏
【略 歴】
静岡県出身。京都大学大学院文学研究科 宗教学専攻博士課程修了。
立教大学准教授を経て、国立音楽大学音楽部、岡山大学文学部、静岡大学人文学部、聖学院大学大学教授を歴任。
文学博士(京都大学)、岡山大学名誉教授、聖学院大学総合科学研究所名誉教授。
著書『ルターの人間学』は日本学士院賞を受賞。ヨーロッパ思想史の研究者として精力的に執筆活動をしています。
【著 書】
『ルターの人間学』
『アウグスティヌスの人間学』
『近代自由思想の源流』
『マックス・シェーラーの人間学』
『ルターとドイツ神秘主義』(以上、創文社)
『宗教改革の精神』(中公新書・講談社学術文庫)
『キリスト教霊性思想史』(教文館)
『ヨーロッパ人間学の歴史』
『現代ヨーロッパ人間学の歴史』
『エラスムスの人間学』
『人間学講義』(以上、知和泉書館) その他、翻訳を含めて多数。
【ところ】 東京大学YMCA
*東京メトロ南北線 東大前駅徒歩0分
改札前エレベータをのぼって左側。
【参加費】 3,000円 (食事なし1,500円)
【お申込み】10月13日(金)までにお願いいたします。
*ただし定員70人。先着順。
チラシはこちらから
東京YMCA賛助会事務局
TEL:03-3615―5562
FAX:03-3615-5608
メール:sanjo@tokyoymca.org
お問い合わせ
■今後の予定
詳細は後日お知らせします。ぜひご予定ください。
【11月の午餐会】
日 時:2017年11月20日(月)12:00~13:30
卓話者:勝呂 奏(すぐろ すすむ)氏/桜美林大学教授・日本近代文学研究者
テーマ:小川国夫 ー その文学とキリスト教
【12月の午餐会】
日 時:2017年12月11日(月)12:00~13:30
卓話者:上林 順一郎(かんばやし じゅんいちろう)氏/日本基督教団江古田教会牧師)