私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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お知らせ

講演会

『地球温暖化と南極・北極』山内 恭氏(3/8午餐会)

今月の午餐会(ごさんかい)は、国立極地研究所/総合研究大学院大学名誉教授の山内恭氏をお招きして、「地球温暖化と南極・北極」をテーマにお話を伺います。
ぜひ、ご知友お誘いあわせの上ご参加ください。

*東京YMCA午餐会は毎月1回、昼食を共にしながら、各界の著名な方々のお話を聴く会で、国際、教育、文化、芸術、科学等の幅広い分野から講師を迎えて開催しています。1920年代から開催している歴史ある講演会です。⇒詳細はこちら


【と き】2018年3月8日(木)12:00 ~13:30

【内 容】
私たち人類の活動による二酸化炭素排出により、数十年から数百年の時間スケールでは、この地球は温暖化の危機に瀕している。極地の氷の融解による海面水位の上昇や異常気象の頻発、農水産業の衰亡が懸念されている。
こういう中で、多量の雪や氷を含む南極や北極はどうなっているのだろうか。
北極は、地球全体の平均に比べ2−3倍の速さで温暖化が進んでおり、その現況や仕組み、影響の把握が求められている。一方、南極は、昭和基地を含む大陸の本体、東南極では顕著な温暖化は見られない。なぜ、そのようになっているのだろうか?

南極、北極での温暖化の違いや共通点を知ることで、地球温暖化の仕組みを考えてみよう。


【卓話者】
国立極地研究所/総合研究大学院大学名誉教授
山内 恭 (やまのうち たかし)氏

【略 歴】
1973年東京工業大学理学部応用物理学科卒業、1978年東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程修了(理学博士)。東北大学理学部助手、国立極地研究所助手、助教授、教授及び副所長歴任、総合研究大学院大学極域科学専攻併任。

2015年定年退職後、国立極地研究所特任教授、現在に至る。
この間、南極観測には5回参加、日本南極地域観測隊第20、28、38次隊で越冬、38次観測隊長兼越冬隊長、52次観測隊長兼夏隊長を務める。その他、アメリカ南極点基地も訪問。北極地域には1993年以来多数回訪問、2000年及び2002年にはドイツ、アルフレッドウェーゲナー極地海洋研究所と共同で北極航空機大気観測を実施。

また、2011年からは、5カ年計画の「グリーンネットワーク・オブ・エクセレンス(GRENE)北極気候変動研究事業」のプロジェクトマネージャとしてオールジャパンの北極研究を主導。専門は大気科学、極域気候学。特に最近は、地球温暖化の中での南極と北極の違いに関心を持つ。日本基督教団代田教会員。趣味は「鉄道」。


【著 書】「南極・北極の気象と気候」(2009年成山堂書店)、ほか。


【ところ】 東京大学YMCA
*東京メトロ南北線 東大前駅徒歩0分
改札前エレベータをのぼって左側。

【参加費】 3,000円 (食事なし1,500円)


【お申込み】2月28日(水)までに電話またはメールでお願いいたします。
*ただし定員70人。先着順。


東京YMCA賛助会事務局
TEL:03-6302―1960
FAX:03-6302-1966

メール:sanjo@tokyoymca.org
お問い合わせ





■今後の予定
詳細は後日お知らせします。ぜひご予定ください。

【4月の午餐会】
日  時: 2018年4月26日(木)  12時~13時30分
卓話者: 広田勝一氏(立教学院院長/聖公会神学院教授)
テーマ:「旧約聖書が教える平和」
会 場: 東京大学YMCA
参加費: 3,000円(昼食なしの場合は1,500円)