講演会
『ドストエフスキイと福沢諭吉、二つの旅』芦川 進一氏 午餐会(2/21)
「東京YMCA午餐会(ごさんかい)」は毎月1回、昼食を共にしながら、各界の著名な方々のお話を聴く会です。
1920年代から開催している歴史ある会で、国際、教育、文化、芸術、科学等の幅広い分野から講師を迎えて開催しています。
2019年2月は、河合文化教育研究所研究員の芦川 進一氏をお招きして、『ドストエフスキイと福沢諭吉、二つの旅』をテーマとしたお話を伺います。ぜひ、ご知友お誘いあわせの上ご参加ください。
【日 時】2019年2月21日(木)12:00 ~13:30
*予告チラシでは2月19日とお知らせしましたが、日にちが変更になりました。お間違いのないようご注意ください。
【テーマ】ドストエフスキイと福沢諭吉、二つの旅
【内 容】
ドストエフスキイの『夏象冬記』(1863)とは、当時世界の最先端を走るロンドンとパリ二都の目撃記かつ痛烈な弾劾の書であり、そこから後期ドストエフスキイ文学が爆発して来る原始星雲のような位置を占めます。今回はこれに、同じ年同じ西欧を旅した福沢諭吉の『西航記』を重ね、二人が見た近代の光と闇について考えます。
【卓話者】
芦川 進一氏(あしかわ しんいち)氏
河合文化教育研究所研究員
ドストエフスキイ研究者
■略 歴
1947年、静岡県三島市生まれ
東京外国語大学仏語科卒業。東京大学大学院人文科学研究科・比較文化比較文学博士課程修了。津田塾大学を経て、河合塾英語科講師・河合文化教育研究所研究員、現在に至る。
【著 書】
(翻訳)『イエス・キリスト』(共訳)、小学館、1975
(著作)『隕ちた苦艾の星―ドストエフスキイと福沢諭吉―』河合文化教育研究所 1997
『「罪と罰」における復活―ドストエフスキイと聖書―』河合文化教育研究所 2007
『ゴルゴタへの道―ドストエフスキイと十人の日本人―』新教出版社 2011
『カラマーゾフの兄弟論―砕かれし魂の記録―』河合文化教育研究所 2016
(論文)「ボードレールとドストエフスキイ」『ドストエフスキー』所載、海燕書房 1985
「ドストエフスキイにおけるイエス像」『イエス研究史』所載、日本基督教団出版局 1998
'The Condition of Eternal Life' Dostoevsky Monographs IDS 2015
【会 場】 東京大学YMCA
*東京メトロ南北線 東大前駅徒歩0分
改札前エレベータをのぼって左側。
【参加費】 3,000円
*12:00よりご一緒に昼食をいただき、その後12:20頃からお話を聴きます。
*お食事不要の方は、参加費1,500円となります。
【申込み】 2月18日(月)までに電話またはメールでお願いいたします。
*定員60人程度。先着順。
【問合せ/申込み先】
東京YMCA賛助会事務局
TEL:03-6302―1960
FAX:03-6302-1966
メール:sanjo@tokyoymca.org
お問い合わせ
■今後の予定
詳細は後日お知らせします。ぜひご予定ください。
【3月の午餐会】
日 時: 2019年3月 7日(木) 12時~13時30分
卓話者:吉野次郎氏 J3 Y.S.C.C(NPO法人 横浜スポーツ&カルチャークラブ)理事長
テーマ: 「未定」
会 場: 東京大学YMCA
参加費: 3,000円(昼食つき)