私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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【ご報告】いじめのない世界をめざす「ピンクシャツデー」(2/25)

いじめに反対し、互いの違いを尊重し合う社会を願う「ピンクシャツデー」。東京YMCAでは、子どもたちや生徒、学生、利用者とともに、"思いやり"や"人権"について考える取り組みを2月最終水曜日となる2月25日を中心に行いました。
メッセージを書いたり、言葉について話し合ったり、絵本や学びの時間を通して気づきを深めたり――。各部で行われた取り組みをご紹介します。 ピンクシャツデーとは⇒



*東陽町コミュニティーセンター
「みんなちがって、みんないい」をテーマに、ピンクシャツデーの取り組みを行いました。
ロビーには、いじめにあっている子ども、いじめてしまう子どもそれぞれにかけたい言葉を書くメッセージコーナーを設置。子どもたちは好きな色の紙を選び、思い思いの言葉を書いて掲示しました。単にピンクを身につける日ではなく、その意味を伝えたいとの思いでピンク色に限定せず、「自分の好きな色でいい」という思いも込めて取り組みました。
「にじいろ(にほんごサポート)」や「下町こどもダイニング(子ども食堂)」でも紹介すると、子どもたちは積極的に、それぞれにかける言葉を考えていました。親子で書く方たちもいました。誰かを思って言葉を選ぶその時間が、互いを尊重する社会への小さな一歩になっていることを感じる取り組みとなりました。

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*野外教育・ユース
定例野外グループではチラシを配布し、子どもたちや保護者に取り組みの意味を紹介。ピンク色の服や小物を身につけて野外活動に参加する子どももいました。またリーダーを対象とした座学トレーニングでは、盛岡YMCAのリーダーを招いて「子どもの人権プロジェクト」の発表を聞き、社会課題について考える時間を持ちました。
単にピンクを身につける日ではなく、無意識の偏見や社会課題について考える貴重な機会となりました。

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*グランチャ東雲
世代を越えてピンクシャツデーのメッセージを共有できるよう、館内で参加型の取り組みを行いました。
交流室にはメッセージボードを設置し、「いじめをなくすには」「言われてうれしい言葉」をテーマに利用者が自由に書き込めるコーナーを用意しました。掲示板の前では、親子で言葉を書いたり、メッセージを読みながら会話を交わしたりする姿が見られました。また、シニアの利用者に折り紙装飾づくりに参加していただき、館内が温かなピンク色に彩られました。子どもから高齢者までさまざまな世代が同じテーマで思いを共有することで、互いを思いやる気持ちが広がる取り組みとなりました。
いじめを子どもや家庭だけの問題にせず、社会全体で考えるきっかけにしたいと思います。

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*山手コミュニティーセンター
ピンクシャツデーの由来を紹介する掲示を行うとともに、「元気をもらった言葉」「言われてうれしかった言葉」を募集しました。
掲示板の前では、子どもたちが相談しながら言葉を書いたり、保護者と一緒に考えたりしていました。
集まった言葉の中で特に多かったのは「大丈夫」「ありがとう」「大好き」というメッセージでした。「大丈夫」という言葉が多く書かれていたのは、それだけ大丈夫と言ってほしい社会なのかもしれません。正解を追うわけではない素直な意見を見て、人の温かさを感じる機会になりました。

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*山手ウエルネス
ロビーのホワイトボードをピンクシャツデー仕様に装飾しました。2月の最終週にはスタッフがピンクのTシャツを着用し、クラスの前後で、周りに困っている人や悲しい思いをしている人がいたら自分にできることを考えようと投げかけました。また、子どもたち全員分のレンタルキャップを準備して希望者に貸し出し、ピンクのスイムキャップでレッスンに取り組みました。



*ウエルネス東陽町
「あなたならどんな言葉をかけますか?」という問いかけのポスター企画を実施しました。悲しそうな表情の写真に対して、子どもたちが考えた言葉を書いた紙を貼っていく参加型の取り組みです。ポスターには「大丈夫?」「一緒に遊ぼう」「元気出して」など優しい言葉が数多く集まりました。
スタッフもピンク色のシャツを着用し、クラス終了時にはピンクシャツデーの意味について子どもたちに伝える時間を持ちました。また、同じ施設内のゴールドジム東陽町スーパーセンターにもピンクシャツデーの活動にご賛同いただき、ともにピンクシャツデーを盛り上げました。

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*きっずクラブ東雲第二
約2週間、「ピンクシャツタイム」として、いじめについて話し合う時間を持ちました。「いじめとは何か」「どうしたらなくせるか」をテーマに、子どもたちは自分の考えを言葉にしました。中には「やられたからやり返す」「嫌いだからいじめてしまう」と、子どもたちを取り巻く環境の難しさを感じる言葉もありましたが、葛藤を抱えながらも「それでもいじめはだめ」「困っている友だちを助けたい」との声もありました。難しいからこそ、こうしたテーマについてみんなで考え続けることが大切だと感じる時間となりました。ピンクシャツデー当日は、スタッフの子どもの頃の経験談と共に、「助けを求めること」「人を傷つける言葉に慣れないでほしいこと」のメッセージを伝えました。それぞれ話を聞いて、受け止め、考える時間になりました。



*きっずクラブ東雲第三
ピンクシャツデーをきっかけに約1か月にわたりいじめについて考える活動を行いました。まずはピンクシャツデーの由来を紹介し、その後、絵本を通して「知らないうちに誰かを傷つけていないか?」を考える時間を持ちました。「なぜいじめはいけないのか」「自分たちにできることは何か」を話し合うと、子どもたちからは「人の心が傷つくから」「悲しい気持ちになるから」といった声や、「見たら助ける」「声をかける」など具体的な行動の意見も出ました。
今後も日々の中で、いじめはいけないことであること、いじめの被害者へ寄り添う心を伝えていくとともに、お互いを思いやる気持ちや尊重し合える関係性づくりを進めていきたいと思います。



*きっずクラブ東雲児童館
2月12日からおやつの時間や帰りの会などでピンクシャツデーについて紹介し、関連する絵本の読み聞かせを行いました。子どもたちは物語に集中して耳を傾け、読み終わった後には子どもたちの多くが感想を口にしていました。また、いじめについて子どもたちと考える時間を設け、「自分がされて嫌だったこと」「その時どうしてほしかったか」「友だちが嫌なことをされていたらどうするか」をテーマに思いを書き出しました。児童館内の廊下に飾られたメッセージをみんなで見ながら、改めていじめについて考える時間も持ちました。自分では悪気がなくても相手を傷つけてしまうことがある日常の中で、どんな時に嫌だと感じ、どうしてほしいと思ったのか、相手の気持ちに目を向けるきっかけとなりました。




*東雲児童館
「児童館はすべての人の居場所でありたい」という思いを持ち、約2週間にわたりいじめについて考えるメッセージ企画を実施しました。
「嫌だったこと」「どうしてほしかったか」「困っている友だちがいたらどうするか」をテーマに、子どもたちはピンクシャツ型の紙に思いを書き、館内に掲示しました。小学生だけでなく中高生や保護者、スタッフも参加し、館内は多くのメッセージで彩られました。
当日は集まった言葉をみんなで読みながら、いじめについて話し合う時間も持ちました。一方で、様々な事情で学校に行けない子どもなど、声を届けたい人にどう伝えるかという課題もあります。私たちが一番伝えたい「児童館はみんなの味方」という声を届けるため、何ができるかをこれからも考えていきたいと思います。




*芝浦アイランド児童高齢者交流プラザ/学童クラブ
人権やいじめに関する児童書を、スタッフそれぞれの推薦文とともにラウンジにピックアップして提示しました。また、相手の考えや感覚を知ることで楽しめるボードゲームの紹介もしました。
学童クラブでは、自己紹介カードを子どもたち一人ひとりが記入し、部屋に掲示。ともに過ごす仲間に今よりもっと関心が湧き、相手を尊重できるようになるようにとの思いを持って取り組みました。



*オリーブ保育園
3~5歳児を対象に絵本『いじわるちゃん』の読み聞かせを行い、友だちの気持ちについて考える時間を持ちました。
当日は園児と職員がピンク色の服や小物を身につけて過ごし、ピンクシャツデーを感じる一日となりました。「意地悪ってどんなこと?」「お友だちはこんなことされたらどんな気持ちになるのかな?」と絵本を通して、子どもたちと一緒に考えました。どうすれば平和に仲良く過ごしていけるのか、子どもたちなりの答えが出ていました。いろいろな経験から学ぶ今の時期だからこそ、絵本を通して子どもたちと考える時間を持つ大切さを改めて感じました。

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*高等学院
ピンクシャツデーの背景を学んだ後、「情報やメディアの扱い」をテーマに授業を行いました。私たちが日常的に触れているニュースやSNSの情報には、発信者のさまざまな感情や意図が含まれていることを学び、同じ内容でも見出しによって印象が大きく変わることを体験しました。生徒たちは真剣に授業に参加し、「言葉は武器にもなる」「感情のまま発信してはいけない」「情報の受け取り方にも責任がある」といった感想を共有しました。
生徒が自分の言葉や行動の影響力について考えるきっかけとなり、言葉や情報の扱い方が、人を傷つけることにも支えることにもつながることを改めて考える時間となりました。

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*にほんご学院
「いじめをなくすために必要なこと」をテーマに、学生たちがハート型の付箋に自分の考えを書き、模造紙に貼って共有しました。多様な国や文化の背景をもつ学生たちが、それぞれの視点から思いやりや尊重について言葉を寄せていました。最後に写真撮影をし、ピンクシャツデーの思いを共有しました。

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*江東YMCA
江東YMCAでは、子どもたちと「みんなが仲良く過ごすためにはどうしたらよいか」をテーマに、思いついたアイデアをピンク色のハート型の紙に書き、壁に貼って共有しました。
幼稚園でも同じテーマで話し合いをし、子どもたち自身が互いの気持ちを考える機会となりました。活動を通して、友だちを大切にする気持ちや思いやりについて考える時間が生まれ、ピンクシャツデーのメッセージを子どもたちの生活の中で感じることができる取り組みとなりました。

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*語学教育(キッズ英語)
キッズ英語では、講師と保護者に向けてピンクシャツデーの趣旨を説明し、当日はピンク色のものを身につけてクラスに参加してもらう呼びかけを行いました。
講師たちはネクタイやシャツなどそれぞれの形で「ピンク」を取り入れて参加し、クラス終了後には子どもたちと記念写真を撮影しました。
職員・講師が一丸となってピンクシャツデーを理解し協力したことで、子どもたちにも自然とピンクシャツデーのメッセージが伝わる機会となりました。

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*本部事務局
ピンクシャツデー当日、人権について学ぶ時間を持ちました。「人は同じものを見ていても、見え方が違う。なぜ見え方の違いが出てくるのか」「誰かにとっては切実な問題であっても、多くの人にとってはそうではない場合がある」そういったことに敏感になることが、人権を考える出発点であること。人権とは英語でHuman rights と複数形で表されるように、社会の中で少しずつ獲得され、広がってきた権利の積み重ねであることを学びました。
講義では、1979年のいじめによる自殺が社会に大きな衝撃を与えた出来事にも言及されました。40年以上が経った今も、いじめの問題は決して過去のものではなく、私たちの身近な課題であり続けています。自分の周りに「見えていない誰か」がいないかどうかを、私たちは常に問うていく必要があると感じた時間になりました。

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