私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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感謝報告

【感謝報告】バングラデシュより、洪水被災者緊急支援プロジェクト報告

今年7月から8月にバングラデシュとインド、ネパールで死者1200人以上、倒壊家屋95万棟以上の被害をもたらした「南アジア水害」のため、バングラデシュYMCA同盟は、食料品の配給など緊急救援活動を実施。東京YMCAはバングラデシュとパートナー関係にあることから9月、皆さまからお預かりした国際協力募金より、このプロジェクトに1,000ドルを緊急送金しました。
現地からレポートが届きましたので、要約をご紹介します。

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バングラデシュYMCA同盟は9月~11月にかけて、国内3カ所のYMCAが中心となってYMCA周辺エリアでの食料配給を行いました。この活動にはYMCAスタッフ以外にも多くの会員やユースボランティアが関わり、被災状況の調査、配給を受ける住民のリスト作成、物資の仕分けなどを丁寧に進めました。

救援物資を仕分けて配給準備をするユースボランティアたち
(ビリシリYMCA)
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救援物資の配布にもボランティアが活躍しました
(ボグラYMCA)
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救援物資を仕分けて配給準備をするユースボランティアたち
(ビリシリYMCA)
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救済物資の配布にはボランティアが活躍しました
(ボグラYMCA)
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被災地では、住居や家財を失うだけでなく、耕作物が流され仕事そのものを失う人もあり被害は深刻でした。
YMCAは、被害の深刻度や生活の困窮度などから合計2000世帯を受給者としてリストアップし、食料配給を行いました。
配給物は米5kg、豆1kgと飲料水です。配給で混乱を招かないように、事前に配給票を配布し行政官や警察などの協力も得てスムーズに配給が実施されました。「最も困難な時期を支えてくれた」と配給を受けた人たちからは大きな感謝が寄せられています。

配給による混乱がおきないよう見守る行政官と警察
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配給を受け取りにきた被災者たち
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配給による混乱がおきないよう見守る行政官と警察
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配給を受け取りにきた被災者たち
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今後は各地で復興支援が必要になります。洪水で被災した後の農地は肥沃になる傾向があるため、今後は冬に育つ小麦の種を配給し、農村を支援するプロジェクトを考えています。

今回支援くださった東京YMCAの皆さんに心から感謝いたします。

バングラデシュYMCA同盟
総主事 Nipun Sangma
(和訳/要約:東京YMCA副総主事 星野太郎)


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なお、東京YMCAでは12月9日、今年度行った各種の国際協力・国際交流プログラムの報告をかねて「国際クリスマス会」を開催します。バングラデシュ協会の方によるお話も予定しています。お気軽にご参加ください。


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