私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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ウエルネスのお知らせ

お知らせ

ウォーターセーフティーデイ、親子で着衣泳体験を行いました

東京YMCA山手コミュニティーセンター、ウエルネス東陽町、ウエルネスガーデン品川御殿山の3センターで幼児小学生の親子を対象に着衣泳体験会を実施しました。計43組(86人)の親子が参加しました。
この体験会は、全国YMCAの「ウォーターセーフティーキャンペーン」の一環で毎年開催しています。

<体験内容>
●体験① 大切なお約束を確認しよう
子どもたちだけで水場に遊びに行ってはいけないことや、むやみに救助をして巻き込まれる危険性があることを学びました。

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●体験② 流れるプールで水の流れを体験しよう
いつもは水着で入っているプールに服を着て入りました。歩いているうちに体にまとわりついてきて、重く動きにくくなっていました。みんなで同じ方向に歩いて「流れるプール」を作った後で反対に周って水の流れを体験しました。わずかな流れでも水の力は強く、水の重さを感じられました!水流に逆らうのは大人の力でも難しいです。川や海など流れがあるところでは、泳力があっても流されてしまうことを学びました。

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●体験③ 着衣で浮いてみよう、おぼれた人を見つけたときの助け方を学ぼう
もし水に落ちてしまって岸が遠いときには慌ててあがろうとするのではなく、まず落ち着いて浮き身(背浮き)の姿勢を取ってください。大原則は「浮いて、待とう!」です。岸が近いときはすぐに泳いで戻ります。泳ぐ場合は顔を上げた平泳ぎで泳ぎましょう。服は保温効果もあるので脱ぐ必要はありません。くつも浮力効果があるのではいたままでOK。とにかく力を抜いて呼吸を確保します。小さなペットボトルでも、喉元に持てば息がしやすくなります。おぼれている人を見つけた時には119番通報をして浮かぶものを投げてあげるようにしましょう。

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●体験④ 障害物を体験してみよう
川や海では、海藻や石などの障害物がいっぱいです。ひもを巻いたフラフープ(わかめフープ)をくぐったり、リーダー(スタッフ)が起こした波の間を通り抜けたり、おもちゃがゴロゴロと沈んでいる所を歩きました。海や川で動くことの難しさや不自由さを親子で体験しました。

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<各YMCAの様子>
●山手センター
6月18日(日)に幼児小学生とその保護者を対象に着衣泳体験会を実施し、15組の親子が参加しました。参加者からは「水の中で目を開けるのが大変だった。」、「実際に溺れたときに落ち着いて行動できるよう、普段から水上安全に注意しておきたい」、「自分の子どもが溺れていても、冷静に陸上から助けることを考えられるようになりたい」、「身近に起こりうる危機対策として、多くの親子が体験しておくべきだと感じた」といった声をいただきました。水の中の様々な状況を親子で楽しく体験することができました。

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●ウエルネス東陽町
6月18日(日)に東京YMCAウエルネス東陽町では、幼児小学生とその保護者を対象に着衣泳体験会を実施し、16組の親子が参加しました。参加してくれた方からは「ペットボトルに水を入れると、遠くまで投げやすいことをはじめて知った」、「ペットボトルひとつでも、呼吸を確保できることに驚いた」、「おぼれる人や自分を想像しながら取り組み、リアルに感じた」、「これからもこのような取り組みを広げてほしい」といった声をいただきました。着衣泳にはじめてチャレンジした方も多くいらっしゃいました。泳ぎづらさ、子どもを抱えながら動くことの大変さを保護者の方も感じてもらいました。

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●ウエルネスガーデン品川御殿山
7月2日(日)に親子で着衣泳を行い、全部で12組の親子が参加しました。参加してくれた方々から「水の中での動きづらさを知った」、「水の危険性について触れられてよかった」、「今後も開催してほしい」といった声が聞けました。水に溺れてしまった人を見つけた際の助け方や、自分が溺れないためにはどうすればよいかを親子で楽しみながら学ぶことができました。今まで着衣泳を行ったことがなく、初めて服を着て水の中に入った方もいました。

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YMCAでは1981年から40年余にわたって水上安全教育に取り組んでおり、現在では各地の教育委員会にも後援いただき、子ども向けのハンドブックを地域に配布するなど、水の事故ゼロを目指し安全知識の普及に尽力しています。