バスケットボールは1891年、アメリカのYMCAスタッフが考案したものです。「青少年が、雪の季節や狭い場所でも仲間と楽しく体を動かせるプログラムを作りたい」と願って考え出しました。最初はゴールに桃の収穫用カゴを使い、ゴールするたびに、はしごを登ってボールを取りだしていました。バレーボールもまたアメリカYMCAで1895年に、バスケットボールよりもプレーヤー同士の接触が少なく、幅広い年齢層が楽しめるスポーツとして開発されました。
東京YMCAは1909年にバスケットボール、バレーボールを日本に紹介し、その普及に貢献しました。1921年第5回極東オリンピックには東京YMCAバスケットチームが日本代表となっています。