私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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チャリティー・募金のお願いニュース

感謝報告

【報告】バングラデシュYMCAからコロナ禍緊急人道支援の報告がありました

東京YMCAは1990年からバングラデシュYMCAとパートナーシップを結び、現地YMCAの活動を支援しています。

バングラデシュYMCAは、学校に通えない子どもたちに初等教育の機会を無償で提供するプログラム「NFPE(Non Formal Primary Education)」を運営していますが、東京YMCAは国際協力募金によってこの活動を支援しています。バングラデシュでは初等教育(1~5年生)は義務教育で無償ですが、農村など貧しい地域では、子どもが家事労働で忙しい、あるいは近くに学校がないなどの理由から、学校に通えない子どもたちが少なくありません。現地のYMCAが運営するNFPEの学校(7校)では毎年約230名の子どもたちが学んでいます。

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しかし新型コロナウイルス感染拡大により学校休校が続き、経済力のある家庭とそうでない家庭の子どもの教育格差も深刻化しています。YMCAの学校で学ぶ児童の多くは電子機器を持たないため、勉強の機会を奪われています。またコロナ禍の影響で大人も職を失い、生活を維持するのが困難なご家庭も多くなっています。

そこでバングラデシュのYMCAでは、教師が各家庭を訪問し、家庭での学習をサポートし、同時に救援物資(食料品、マスク等)を届けるプロジェクトをはじめました。東京YMCAも力になりたいと、この人道支援プロジェクトに対して広く募金のお願いをしたところ、多くの個人や企業よりご協力をいただきました。心から感謝致します。

遠い国の会ったことのない子どもたちと私たちとのつながりが、お互いの将来をより豊かにするものと信じ、これからも支援を続けたいと思います。引き続きご協力をお願いいたします。
▽募金の詳細はこちら

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===以下、現地レポートより======

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<バングラデシュ・ビリシリYMCAで学ぶアブ・サイードくん>

アブ・サイードくんは、ダハパラ村にあるビリシリYMCAが運営するNFPE(働く子どもたちの学校)で勉強しています。ダハパラ村は、インド北東部の国境地帯にあります。

アブ・サイードくんは、2020年1月に1年生としてこの学校に入学しました。彼は、2020年1月、2月、そして3月23日まで学校に通いましたが、コロナウイルスの大流行により、学校は長期にわたって閉鎖されてしまいました。ロックダウン中の生活は、学校にも外にも行くことができず、貧しくてテレビもないのでとても厳しいものでした。お父さんの仕事が減ってしまい、十分な食事もできませんでした。

アブ・サイードくんは、やっと再開した学校に通えるようになり、とても喜んでいます。学校の友達と過ごす時間が大好きです。

お父さんのサラムさんには、4人の子ども(息子3人と娘1人)がいて、アブ・サイードくんは3番目の子どもです。しかし、仕事は不安定で、住んでいる家の土地も借りているため、追い出されてしまう不安もあります。

アブ・サイードくんとお母さんのカトゥンさんは、食料品(米15キロ、レンズ豆1キロ、食用油1リットル、ジャガイモ2キロ、粉ミルク500グラム、フェイスマスク)を受け取り、とても喜んでいます。これらの食品で家族が10日以上食べることができるので、神様と東京YMCAに感謝しています。また、カトゥンさんは、これで子どもたちがミルクが飲めると嬉しそうです。

この人道支援活動に協力したユースボランティアも、このプロジェクトに参加できたことをとても喜んでいました。これからも、地域社会や地域YMCAの活動のために、このような素晴らしい活動を続けていきたいと言っています。