私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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ウォーキングのご案内 ~国文学研究資料館、昭和記念公園ほか~(WHO)12/16

「ウォーキング・ホリデー・オギクボ(WHO)」は、月に1度、東京近郊を歩く会です。 健康作りや仲間作りを目的に1997年に開始。以後20年余、会員ボランティアが中心となって、欠かさず開催しています。

第214回となる2017年12月は、国文学研究資料館、昭和記念公園などをめぐります。
どうぞお気軽にご参加ください。


==【2017年12月のご案内】==
12月は、何かと心せわしい日々が続きます。一日くらい心穏やかにと、和風のウォーキングを企画しました。
まずは、国文学研究資料館。静かなたたずまい、うっすらとした明かりに照らされた江戸時代以前につくられた古典籍が開かれています。今回は『伊勢物語』の展示です。資料館には2万点もの『源氏物語』『枕草子』『平家物語』などの古典籍を保存されています。 
国営昭和記念公園では、WHOがこれまで足早に通り過ぎていた日本庭園をゆっくり味わいましょう。他の日本庭園では味わえないスケールがあります。



【日にち】2017年12月16日(土) 9:45~14:30頃
【コース】

JR中央線・立川駅 ⇒ 立川北駅 ⇒ <多摩モノレール> ⇒ 高松駅 ⇒ 国文学研究資料館 ⇒ 南極・北極料学館 ⇒ 学術プラザ ⇒ <バス 昭和記念公園砂川口 >⇒ 国営昭和記念公園(日本庭園・水鳥の池など) ⇒ JR中央線・立川駅

【集 合】JR中央線・立川駅・東改札前付近 9:45
【解 散】JR中央線・立川駅 14:30
  
【持ち物】弁当、飲料(かならず)、敷物、雨具、名札
*お弁当は集合前に必ず準備してください。歩き出したら買うところはありません。

【参加費】300円 (施設入場料(今回は280円)、交通費は個人負担)
*初参加の方は、名札代200円別途。


【問合せ】東京YMCA杉並センター
*事前の予約は不要です。現地に集合ください。
*ご不明な点などありましたら、下記フォームからご連絡ください。




【今回のみどころ】 

◆国文学研究資料館:1972年に品川区戸越に設立。2008年にこの地に移った。江戸時代以前の著者の自筆本、稿本、研究書古典籍2万点が保存されている。今回は「伊勢物語のかがやき-鉄心斎文庫の世界-」展。展示から、書いた人、読んだ人、保存していた人の息遣いと、経た時の流れが感じられる。館長は日本文学研究者の米国人、ロバート・キャンベル氏。入館無料。



◆南極・北極科学館:国立極地研究所の極地での観測研究活動を紹介している。活動と成果、併せて、南極圏に到着した時の傷ついた雪上車や基地の住宅などが展示され、当時の氷雪に閉ざされた地での厳しい生活が偲べる。入館無料


国営昭和記念公園:戦後接収された米軍立川基地が返還され、昭和天皇在位50年を記念して1975(昭和50)年に計画、1983年に開園、計画面積180ヘクタール、現在165ヘクタールの園内には森、林、丘、崖、川、池があり、約57万本の樹木が植えられ、生息飛来する野鳥は108種に及ぶ。春はさまざまな花が競い咲き、夏はヒマワリ、秋はコスモス、イチョウの黄葉に人気がある。今回は落ち葉を踏みながらの散策。入園料300円。(65歳以上210円)



◆日本庭園:昭和記念公園にあり、北側に造られた山を借景に6300㎡の池を巡る池泉回遊庭園。伝統的な技術にこだわりながらも縮景的な手法を避けて、自然を生かしたのびやかで明るい日本庭園となっている。園内の建物はすべて数寄屋造り。
園内の3本の水の流れもそれぞれ特徴がある。歓楓亭では有料呈茶サービスもある。入園料は公園入園料に含まれる。庭園内で飲食は出来ません。





-WHO 2017年11月ご報告- 「小田原城を残した八王子城址」

11月25日は快晴、JR高尾駅に集合した30人が、土日祭日に運行するバスで八王子城址前へ直行。ガイダンス施設でビデオによって後北条家と八王子城の概略を学んで、予約していたボランティアガイドの案内で、2組に分かれて城址を巡りました。

ここは、小田原城の支城。関東平定を目指す北条氏政と、天下統一の野望を持つ秀吉は、所詮戦わざるを得ない運命にあったのでしょう。小田原城で籠城を決めた北条に対して、秀吉は無理に攻めることをせず、1950(天正18)年支城である八王子城に猛攻を仕掛け、僅か一日で落城させました。力の差を見せつけられた北条方は、戦わずして小田原城は、開城し、これが、戦国時代に終わりを告げる引き金となったそうです。

落城後の八王子城は、徳川家直轄地となり、明治には国有地となったため、人手が入らず、土砂に埋もれました。そのため、落城した時の状況が、そのまま残されているのです。一部が発掘調査され、埋め戻されています。一部の土塁や石垣は往時のものが残っています。調査は一部しか行われておらず、日本百名城の一つである全貌は解明されていないようです

本丸のあった深沢山への登り口を観て、曲輪跡、大手門跡、曳き橋跡、悲劇のあった御主殿の滝を歩き、城主・氏照の政務、生活の場であった御主殿跡で昼食を摂りました。イノシシが餌を求めた跡がありました。


(記:吉田明弘)



【WHO今後の予定】
2018年1月27日(土)川越まつり会館・喜多院
※さまざまな事情で予定が変わることがあります。『WHOリポート』か新着情報でご確認ください。