杉並限定
ウォーキングのご案内 ~新春。はなやぐ"小江戸"川越~(WHO)1/27
「ウォーキング・ホリデー・オギクボ(WHO)」は、月に1度、東京近郊を歩く会です。 健康作りや仲間作りを目的に1997年に開始。以後20年余、会員ボランティアが中心となって、欠かさず開催しています。
第215回となる2018年1月は、"小江戸"川越をめぐります。
どうぞお気軽にご参加ください。
==【2018年1月のご案内】==
「"小京都"は全国に数あれど、"小江戸"は、ここだけ」と地元の人は言います。徳川幕府は、江戸の北の守りとして川越城を重視しました。町は舟運で江戸と結ばれて栄えました。祭りも江戸三大祭りの様式を受け継いでいます。徳川家ゆかりの喜多院、大正時代の蔵造りとレトロな洋館、たしかに"小京都"ではありません。近年は、"鎌倉小町"っぽくなってもいます。が、土の香り、土の温もりは、訪れる者を和ませてくれます。
時節は、この日から「春の隣」、はなやぐ町を歩きましょう。
【日にち】2017年1月27日(土) 9:45~15:00頃
【コース】
JR・東武東上線・川越駅 ⇒ <バス> ⇒ 喜多院・五百羅漢 ⇒ 仙波東照宮 ⇒ 中院 ⇒ 三芳野神社 ⇒ 川越城本丸御殿 ⇒ 太田道灌像 ⇒ 札の辻 ⇒ 元町休憩所or灌紫公園 ⇒ 蔵の町 ⇒ 川越まつり会館 ⇒ 菓子横丁 ⇒ 時の鐘 ⇒ 一番町 ⇒ <バス> ⇒ 西武新宿線・本川越駅
【集 合】JRでも東武東上線でも川越駅・改札口を出てルミネ前付近 9:45
【解 散】西武新宿線・本川越駅 15:00
【持ち物】弁当、飲料(かならず)、敷物、雨具、防寒具、名札
*お弁当は集合前に必ず準備してください。歩き出したら買うところはありません。
【参加費】300円 (施設入場料と交通費は個人負担)
*初参加の方は、名札代200円別途。
【問合せ】東京YMCA杉並センター
*事前の予約は不要です。現地に集合ください。
*ご不明な点などありましたら、下記フォームからご連絡ください。
【今回のみどころ】*今回は一部ガイドを依頼する予定です
◆喜多院:830(天長7)年に創建された古刹。1599(慶長4)に家康の信任厚かった大海僧正が住持してから栄え、寺領は川越城に匹敵した。1638(寛永15)年に山門、経堂を残して全焼したが,家光によって再建され、江戸城紅葉山の別殿、家光誕生の間、春日局化粧の間が移築された。拝観料は団体340円。
◆五百羅漢:1702(天明2)年から50年かけて刻まれた石蔵538体があり、思わず笑いを誘われるユーモラスなものもある。
◆三芳野神社:川越城の鎮守。わらべうた「とうりゃんせ」発祥の地の天神神社。
◆仙波東照宮:家康の遺骸を静岡久能山から日光に移葬する際、ここで4日間の大法要を行ったため、東照宮が建立された。
◆川越城本丸御殿:川越城は、上杉家の命を受けた太田道真、太田道灌父子が、1457(長禄元)年に造営した。前田利家に降ったが、江戸時代は酒井家、松平家など有力大名が城主を務めた。明治維新で本丸御殿を残して解体された。現存の本丸御殿は1848(嘉永元)年に建造されたもの。
◆時の鐘:400年前から城下に時を知らせてきた町のシンボル。櫓の高さは奈良の大仏と同じ16m。2017年12月に改修を終えた。
◆菓子屋横丁:懐かしい駄菓子、おもちゃ、名物サツマイモを原料とした菓子、ケーキ、ヤキイモを売る小さな店が軒を連ねる。
◆川越まつり会館:250年以上の歴史をもつ川越まつりの熱気が伝わる。まつりは、1648(慶安元)年、城主松平伊豆守信綱が川越の総鎮守・氷川神社に祭具を寄進し奨励したことによって始まった。入館料団体240円。
◆蔵の町:蔵造り店舗は江戸時代からあったが、明治26年の大火の教訓から蔵造りが増え、現在も30軒が営業して独特な街並みをつくる。観光客のお目当て。
-WHO 2017年12月ご報告- 「日本の古典籍と大らかな日本庭園」
12月16日は、無風快晴。JR立川駅に集合したのは29人と少な目。遠く感じるのかな。
多摩モノレールで1駅、高松駅で下車。西に大岳山など奥多摩の山並みが望めます。米軍基地と関係施設跡だけに土地は広々。
まずは、国文学資料館へ。源氏物語、枕草子、徒然草など、日本の古典籍を収集保管・研究している機関の展示室なのです。今回は、伊勢物語の企画展。伊勢物語は、都人が知らない東国を舞台にプレーボーイの在原業平の行状記として読まれ、後世の人々にも愛読されてきた様子が伝わってきました。
南極・北極博物館で、初期の越冬隊の労苦を思い、南極の氷に触れてからバスで移動、国営昭和記念公園に砂川口から入りました。
とにかく広い。民家園もゆったり建っていました。どんぐりが散らばる南向き斜面で昼食。ポカポカ陽気で、そのまま寝転んで昼寝をしたい気分でした。
日本庭園は、あまり話題にはなりませんが、広い敷地を生かして、裏山からの渓流が音をたてて流れるなどダイナミック。 ありがちな中国の名勝や絶景を模したものではなく日本の伝統的な造園・建築技術をつぎ込んだスケールの大きな庭園でした。
ここから、芝生広場を横切り林を抜けて、あけぼの口まで40分、さらに立川駅まで20分は、ややハードでした。ある歩数計によると15,000歩。園内を走るパークトレインに乗れば、余裕をもって楽しく終われたかなと、反省もしています。
(記:吉田明弘)
【WHO今後の予定】
2018年2月24日(土)隅田川の3橋、または大手町・日比谷の名建築
※さまざまな事情で予定が変わることがあります。『WHOリポート』か新着情報でご確認ください。