杉並
ウォーキングのご案内~「野川下りシリーズ3」いよいよ"調布へ" (WHO)6/25
「ウォーキング・ホリデー・オギクボ(WHO)」は、月に1度、東京近郊を歩く会です。 健康作りや仲間作りを目的に1997年に開始。以後20年余、会員ボランティアが中心となって開催しています。
第243回にあたる2022年6月は、「野川下りシリーズ」の第3回。「野川下りシリーズ」も、今回は三鷹市から調布市に入りますが、これは野川の話で、ウォーキングコースとしては、府中市(三鷹市、調布市も)にもまたがる都立武蔵野の森公園からのスタートです。調布は、江戸時代には甲州街道の宿場とそれを支える農村でした。今は、映画の町、スタジアムの町、伊豆の島々の鮮魚が空路で届く町です。
今回は新旧取り混ぜて、新選組局長、近藤勇のふるさと、B29の空襲のメモリアル、東日本最古の国宝白鳳仏像のある深大寺にも訪れます。
*6月は、雨対策、熱中症対策が必要です。途中、コース変更、中止もあります。
【日にち】2022年6月25日(第4土曜) 10:00~
【コース】JR中央線武蔵境駅 ⇒西武多摩川線多磨駅 ⇒都立武蔵野の森公園北地区(修景池・ふるさとの丘・掩体壕など) ⇒調布飛行場〈遠望〉 ⇒龍源寺など近藤勇ゆかりの場所(墓所・生家跡・道場跡・井戸跡) ⇒大沢の里(水車経営農家・古民家・水田など) ⇒深大寺(解散) ⇒<バス> ⇒JR中央線吉祥寺駅京王線つつじヶ丘駅、調布駅など。
【集 合】JR武蔵境駅10:00
*10:04発の多摩川線に乗ります。時間厳守。
【解 散】深大寺(解散)
深大寺からバスでJR中央線吉祥寺駅、京王線つつじヶ丘駅、吉祥寺駅方面へ出られます。
【持ち物】名札、マスク、弁当、飲料、雨具、野川マップ
*4月にお渡したパンフレット「野川マップ」は、シリーズ終了までご持参ください。初回参加の方にはお渡しします。
*名札の裏面には、緊急連絡先を必ず記入してください。
*お弁当は出発前に必ず用意してください。
【参加費】300円。
*初参加の方は、名札代200円別途。(必ず着用)
*深大寺の拝観料などは各自でお願いします。
【コロナ対策の継続】
蔓延防止が解除になっても、感染が無くなったわけではありません。当分は、これまで通り用心しましょう。マスクは着用して、必要に応じてはずしてください。
【問合せ】 東京YMCA杉並センター
*事前の予約は不要です。現地にご集合ください。
*ご不明な点などありましたら、下記フォームからご連絡ください。
【今回のみどころ】
都立武蔵野の森公園:この地域は1941(昭和16)年、東京調布飛行場として開設、すぐ日米開戦で陸軍基地となり、敗戦後米軍に接収を経て、2000(平成20)年に返還され、調布飛行場と都立公園に分割された。調布飛行場を挟み南地区に各種球技場、南地区に修景池、大芝生広場、林、ふるさとの丘がある。
ふるさとの丘:全国47都道府県にゆかりのある石が展示されていて石巡りができる。北海道の日高石、静岡の富士山溶岩、三重の那智黒石、沖縄の有孔虫石灰岩など。調布飛行場が一望できる人気のスポット。
掩体壕:戦時中、戦闘機「飛燕」を守った防空壕。
調布飛行場:1974(昭和49)年に米軍から返還され、2001年に正式な空港(都営)として開港。伊豆諸島へ定期航路が運航されている。39万㎡、800mの滑走路を有する。
近藤勇ゆかりの地:新撰組局長、近藤勇の墓、胸像が龍源寺にあり、その門前に胸像、道を隔てて生家跡、彼が産湯を使った井戸、彼の父が設けた剣道道場跡がある。
大沢の里:水車経営農家、古民家を、かつての村風景の中で保存しようとしている。今回は、水車農家が改装中なので、小学生が田植えした早苗が風にそよぐ光景を見る。
深大寺:水の乏しい地域にハケ下の湧き水が水神信仰をもたらし、天平5(722)年、満功上人が開山した都内有数の古刹。釈迦堂にある銅造釈迦如来倚像は、奈良白鳳期に制作された東日本最古の国宝。
【下見から】
「川幅ってどこを計るのだろう」。ふと気になって公園事務所や役所の担当部署に問い合わせました。護岸から護岸の長さだと思ったら、川に沿う側道も含めた距離で、「河川域」というようです。本当かなあ。渇水で一時的に生まれた草地と小径には呼び名がないそうです。今回の報告では、河川域から道幅約4mを差し引いた数値を川幅として記しました。
(吉田明弘)
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