私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

  1. ホーム
  2. コミュニティーサービス、地域活動、教養、講座
  3. 杉並 ニュース
  4. ウォーキングのご案内~東京湾の野鳥の楽園、谷津干潟(WHO)4/22

コミュニティーサービス、地域活動、教養、講座ニュース

杉並

ウォーキングのご案内~東京湾の野鳥の楽園、谷津干潟(WHO)4/22

「ウォーキング・ホリデー・オギクボ(WHO)」は、月に1度、東京近郊を歩く会です。 健康作りや仲間作りを目的に1997年に開始。以後20年余、会員ボランティアが中心となって開催しています。

第251回にあたる2023年4月は、谷津干潟を歩きます。
明治大正時代末以来の東京湾の埋め立て、都市化の中にかろうじて残った習志野の谷津干潟。それでも約40ヘクタール。一周3,500mあります。満潮時には海水を一面にたたえ、干潮時には、カニが穴から出て餌を求め、浅瀬では小魚が銀鱗を光らせます。

この水辺は、野鳥の天国です。野鳥は、年間約120種も確認されています。今は、北へ帰る渡り鳥の、旅立ちが始まっています。

今回は、ほぼ全面ガラス張りの自然観察センターでレンジャーの20分ほど解説を聴いた後、レンジャーの指導で双眼鏡(借用)を持って野鳥観察をするグループと、干潟全体を眺めながら自分たちで半周歩くグループに分かれ、最後に合流します。当日選択してください。それぞれ新しい発見をしましょう。

20230423WHO1.jpg

【日にち】2023年4月22日(第4土曜日)

【コース】JR総武線・津田沼駅南口7番-<バス>-津田沼高校前-谷津干潟(谷津川橋・谷津干潟自然観察センター・レクチャー・【昼食】・【グル-プ分け】観察・散策)-習志野市営バラ園【合流】-読売巨人軍発祥の地-京成線・谷津駅【解散】

【集合・出発】JR総武線・津田沼駅改札南口10:00
      *バスの時間があります。時間厳守
【解 散】京成線・谷津駅 14:30頃
【持ち物】名札、マスク、健康保険証、弁当(食堂はありますが当日は座れません。必ず持参してください)飲料、あれば双眼鏡も。
【参加費】300円、交通費、施設利用代200円は各自負担。
     初参加の方は、名札代200円。(必ず装着してください)。
     野鳥観察グループ参加費300円(双眼鏡借用代含む)レクチャー前後の申し込み時にセンターにお支払いください。

【受 付】初回の方は、必ず連絡先住所、電話番号を書いてください。これまで書いていない方もお願いします。


【コロナ対策の継続】
蔓延防止が解除になっても、感染が無くなったわけではありません。当分は、これまで通り用心しましょう。マスクは着用して、必要に応じてはずしてください。

【問合せ】 東京YMCA杉並センター
 *事前の予約は不要です。現地にご集合ください。
 *ご不明な点などありましたら、下記フォームからご連絡ください。





【今回のみどころ】

ラムサール条約:正式な名称の日本語訳は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。1971年にイラン・ラムサールで批准されたため通称で呼ばれることが多い。生物多様性保全に関する地球規模の条約としては最も早く採択された。日本は1980(昭和55)年に加入した。現在170カ国以上が加入。

習志野市営バラ園:1934(昭和9)年に京成電鉄が始めた谷津遊園のバラ園として生まれた。遊園地は1963(昭和63)年に閉園となったが、バラ園だけは残してとの市民の声に応えて習志野市営となった。13,000平方メートルの敷地に約800種、7,500株が競う。ミスターローズと言われた世界的育種家、鈴木省三氏の監修。今回は、開花期より早いため入園料100円。

干潮・満潮:周囲が干拓された谷津干潟は2本の水路で東京湾に通じ潮の満ち引きが行なわれる。3月22日の干潟の満潮は6時58分と20時12分、干潮は1時26分と13時43分。いずれも晴海の潮汐時間を標準に1.5時間遅らせた時刻を記載。

読売巨人軍発祥の地:1934(昭和9)年、ベーブルース、ゲーリックらを主力とした、米国大リーグのプロ野球選抜軍の来日した際、急遽、東京六大学出身者の花形選手を集めて日本初の職業野球チーム「読売巨人軍」が結成された。そのチームが谷津遊園球場で、練習を行った記念碑がある。選手には、三原脩(早大卒)、水原茂(慶大卒)、苅田久徳(法大卒)らがいた。

(吉田明弘)

202304WHOreport-1.jpg
↑ WHOリポート4月号はこちら(クリックすると開きます)