「リーダー」というと一般的に、上から引っ張っていくイメージがありますが、YMCAのリーダーは、子どもたちと一緒に活動を楽しむ「お兄さんお姉さん」たち。もちろんカヌーのこぎ方など必要な技術を教え、安全管理もしますが、先生や親のような「タテの関係」の指導者ではなく、子どもたちに近い「ナナメの関係」で、共に感動したり、ケンカや涙にも寄り添ったりしながら成長を見守っていきます。
子どもたちは一緒に遊んでくれるリーダーたちが大好きです。「大きくなったらリーダーになりたい」と言う子も多く、実際にリーダーになった子どもも少なくありません。
子どもにとってリーダーとの関わりは、楽しいだけでなく、その成長に大きな影響力をもっています。YMCAは子ども同士の対等な「ヨコの関係」を大切にしており(=グループ・ワーク)、その中で子どもたちは協力し合い、創意工夫するなど多くの体験をして成長していきますが、リーダーは、子どもの自主性を損ねることなくごく自然な形でグループに浸透し、グループを良い方向に導いていくために大きな力を発揮します。
リーダーたちはこの活動のために多数の研修を受け、事前の準備を重ねていきますが、多くのリーダーは「ボランティアをしてあげた」とは言わず「自分自身も成長できた」と語ります。
"ボランティアをする側"と"される側"という関係を超え、子どももリーダーも共に成長していく活動、それが永年にわたるYMCAの青少年活動の特徴です。
YMCAのボランティアリーダーとは
キャンプ等を企画引率する
~子どもたちの「リーダー」募集中!
YMCAのキャンプや野外活動、障がい児・者のプログラムなどで、企画・準備から引率・運営を担う学生ボランティア、(YMCAでは「ボランティアリーダー」、通称「リーダー」と呼びます)を募集しています。
対象は、18歳以上の主に学生の方。必要な研修はYMCAで行いますので知識や経験は問いません。子どもたちの成長を願い、「お兄さん、お姉さん」として子どもたちと一緒に楽しもうという意欲のある方! お待ちしています!