私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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盛岡YMCAリーダーと考える「子どもの人権」「社会課題」と私たちの一歩

ピンクシャツデーの取り組みの一環として、野外教育・ユースでは、ボランティアリーダー(以下リーダー)を対象とした座学トレーニングを2月10日に実施しました。

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盛岡YMCAのリーダーを迎え、リーダーたちが岩手県弁護士会有志と協力して取り組む「子どもの人権プロジェクト」の発表から座学はスタート。このプロジェクトは、人権=「すべての人々が幸せになるために 誰もが生まれながらにもつ権利」を子どもたちに楽しく伝えることで、いじめゼロを目指しています。小学生が考えた人権標語と高校生が描いた絵をもとに制作した「子どもの人権かるた」を通して、子どもたちが楽しみながら"自分も相手も大切にする"ことを学ぶ場をつくっています。企画立案から資金調達、学校との交渉、広報活動までを学生自身が担い、試行錯誤を重ねながら社会と向き合ってきた歩みが語られました。

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発表後、関心のある社会課題ごとに小グループに分かれ、話し合いの時間が持たれました。いじめ、SNS、不登校、少子化、貧困、環境問題――テーマはさまざまでしたが、グループで共通していたのは「自分に何ができるか」という問いです。

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あるグループでは、いじめ・SNS・不登校をテーマに議論。
「みんなと同じであること」が求められやすい社会の空気が、違いを排除してしまうのではないかという問いが投げかけられました。SNSでは、世界と簡単につながれる便利さの一方で、比較の対象が広がり、自己肯定感の低下につながる側面もあるのではないかという声も。不登校については、共働き家庭の増加など社会背景にも目を向けながら、子どもの小さなサインをどうキャッチできるかが話し合われました。

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話し合いの中で浮かび上がったのは、「私たちにできることがある」という思いでした。
子どもたちの"居場所"をつくること
相談できる存在になること
一人ひとりを"個"としてみること
多様な人と出会い、安心できる関係性を築くこと----そうした体験の積み重ねが、子ども、そして自分の心を支える力になるのではないかという気づきが共有されました。

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キャンプや定例野外グループの活動は成長の機会であり、互いの違いを認め合いながら社会の中で生きていく力を育む場です。同時に、この活動が子どもと向き合いながら人権や社会課題について考え、行動していく"実践の場"であることを確認する時間にもなりました。

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「社会課題」と聞くと、どこか遠いもの、難しいもののように感じてしまいがちです。しかし今回の座学トレーニングを通してリーダーたちは、子どもとの関わりや日々の中にこそ、その課題と向き合う入り口があることに気づきました。いじめのない社会を願うピンクシャツデーが大切にしているのも、「一人ひとりの尊厳を守る」という人権の視点です。子どもたちが安心して過ごせる関係や居場所をつくることは、その思いを日々の活動の中で実践していくことでもあります。

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盛岡YMCAのリーダーたちとの出会いは、東京YMCAのリーダーたちにとって、大きな刺激となりました。社会を変える大きな力は、特別な誰かではなく、一人ひとりの小さな行動から生まれていく――。今回の学びは、社会のことを自分ごととして受け止め、次の一歩へとつなげていくきっかけとなりました。

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