お知らせ
【ご報告】いじめ反対「ピンクシャツデー」開催しました
いじめのない社会をめざして全国のYMCAは2月22日、世界的いじめ反対運動「ピンクシャツデー ⇒」に取りくみました。東京YMCAの各部署でも、子どもたちや学生、教職員がそれぞれにアクションを行い、いじめについて考える一日となりました。ご報告します。
●高等学院
東京YMCA高等学院は22日、NPO法人「ストップいじめ!ナビ ⇒」の弁護士チームを講師に招き、「いじめ予防授業」を実施。「いじめ防止対策推進法」をもとに、いじめとは何か、どうすれば防げるかを具体的に学びました。
この法律は、2011年大津市で中学生が自殺したことを機に作られたもので、たとえば「暴力はふるっていない」「いじめと思っていなかった」「ケンカ両成敗」など加害者側にどんな理由があったとしても、「やられた人が心身の苦痛を感じたら」いじめであると定義されています。そしていかなる状況であっても、「いじめ」という手段を使ってはいけないと定められています。
また「いじめ」には必ず、面白がって見ている「観衆」と、知らんぷりしている多数の「傍観者」が存在しており、まず傍観者が「それ、おかしいよね?」と、いじめを許さない雰囲気を作ること、つまりピンクシャツデーのような取り組みがとても有効だというお話も聞きました。
生徒たちの関心も高く、授業後には長い感想文が寄せられました。
(詳細は機関紙「東京YMCA」3月号2面をご覧ください⇒)
●高等学院では事前に、ピンクシャツならぬ"ピンクを主としたTシャツの絞り染め"を製作。個性を重んじ「虹色」を校風としている学校ならではの、カラフルなTシャツが並びました。
●江東区東雲児童館・学童クラブ
日ごろ児童館や学童クラブに通う小学生たちは、ピンクの物を身につけて、近隣のゴミ拾いをしました!!
●山手コミュニティーセンター/高等学院
水泳や英語クラスの子どもたちやボランティア、学生たちが「みんなが楽しく学校に行けますように」「仲良しが一番」など、それぞれの思いを寄せ書きしました。
●江東YMCA幼稚園
掲示板で賛同を呼びかけたところ、ピンクのリボンをつけて過ごすなど、園内がピンク色に染まりました。
●しののめYMCAこども園
事前に各家庭にお手紙を配布したところ、多数の園児&保護者がピンクの小物を身につけて登園。各クラスでもお話をするなどし、いじめについて考える機会となりました。
●東陽町ウエルネスセンター
スイミングに通う子どもたちに、リーダーからピンクシャツデーを紹介。小さな子どもたちも一生懸命聞いていました!
●江東区児童高齢者総合施設「グランチャ東雲」のスタッフは、ピンクのユニフォームで過ごしました。
●本部事務局職員のみなさん
●医療福祉専門学校教職員みなさん
全国YMCA特設フェイスブックはこちら⇒