私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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ウォーキングのご案内~見沼の田んぼの田植え~(WHO) 5/27

「ウォーキング・ホリデー・オギクボ(WHO)」は、月に1度、東京近郊を歩く会です。 健康作りや仲間作りを目的に1997年に開始。以後20年余、会員ボランティアが中心となって、欠かさず開催しています。

第209回となる2017年5月は、見沼田んぼなどをめぐります。
どうぞお気軽にご参加ください。


2017who05.jpg
見沼田んぼは、江戸初期に開拓された、現在の浦和、大宮、川口郊外に広がる農業空間です。見沼代用水路の水景色、農風景を楽しめます。爽やかな緑の風に吹かれ歴史を秘める社寺、古民家も訪ねます。フラットなコースですが、適当に丘も坂もあります。


【日にち】2017年5月27日(土) 9:40~15:00頃
【コース】

JR 大宮駅 ⇒ <バス> ⇒ 締切橋 ⇒ 見沼代用水東縁 ⇒ 見沼自然公園 ⇒ 鷲神社 ⇒ 総持院 ⇒ 緑のトラスト保全地 ⇒ 国昌寺 ⇒ 深井家長屋門 ⇒ さぎ山記念公園 ⇒ 加田屋新田 ⇒ 旧坂東家住宅 ⇒ 三崎台 ⇒ <バス> ⇒ JR 大宮駅
【持ち物】弁当、飲料、敷物、雨具
【参加費】300円。   *交通費、施設入館料は個人負担。   *初参加の方は、名札代200円別途。
【対 象】一般

【問合せ】東京YMCA杉並センター






-WHO4月ご報告- 「多摩丘陵の多彩の緑を楽しむ」

2017who04a.jpg4月22日のWHOウォーキングは、多摩丘陵の南端の町田市小山内裏公園から、尾根道を歩き、八王子市立長池公園に下るコースでした。参加者33 人。

京王線・多摩境駅からすぐ尾根道に登ると、そこは新緑から若葉に変わる多彩な緑の世界でした。
太平洋戦争中の戦車試走路は、舗装され木片チップを敷いた側道もあって快適に歩けます。公園内には、動植物を保護する聖域・サンクチュアリが4か所もあります。いったん江戸市中に鮎を運んだといわれる道をくだり、低地へ。川が堰き止められできた太田切池には、杉の木立が枯れて残り、上高地の大正池のよう。
再び尾根に戻り東に向かいます。雑木林にウグイスなどの鳴き声、雑木林独特の匂い、遠い山並みと、五感を澄ますだけで、何の説明も不要です。

誰もいない、ゴミもない芝生広場で50分の昼食休憩。奥多摩幹線道路と交差するトンネルのところで平地におり、長池公園へ。
ここも見事な雑木林。沢に下り、浄瑠璃姫伝説の残る長池でたたずみ、野草園を楽しみながら見附橋へ。これは、四谷見附橋を移設したもので、市街にあった時には観られない角度で遠望しました。

園内のネイチャーセンターで解散。それぞれバスで京王線・南大沢駅へ向かいました。朝の降車駅から帰りの乗車駅まで、1 日歩いて渡った信号は1つという、リズムよく歩けたコースでした。

(記:吉田明弘)