私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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ウォーキングのご案内 ~ゆったり、江古田の古戦場跡と古社寺~(WHO)12/15

「ウォーキング・ホリデー・オギクボ(WHO)」は、月に1度、東京近郊を歩く会です。 健康作りや仲間作りを目的に1997年に開始。以後20年余、会員ボランティアが中心となって、欠かさず開催しています。


第224回となる2018年12月は、江古田の古戦場跡と古社寺を訪ねます。
どうぞお気軽にご参加ください。


==【2018年12月のご案内】==

9月は等々力渓谷、10月は寒川神社、11月は高尾山と、名の知られたスポットを歩きました。12月は、都内の私鉄沿線の、どこにでもありそうな町を訪ねます。太田道灌の古戦場跡、百観音、童謡「たきび」が生まれた垣根のまがり角、鉄道模型など、「へぇ、こんなところがあったんだ」、「そういうことだったのか」という発見や納得がある筈です。
平坦な道を激動の1年を振り返りながら、ゆったりと歩きましょう。

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「たきび」の歌発祥の地の竹垣 中野・上高田
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鉄道模型 新宿・西落合のカトーショールーム
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「たきび」の歌発祥の地の竹垣 中野・上高田


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鉄道模型 新宿・西落合のカトーショールーム


【日にち】2018年12月15日(第3土曜) 9:45~14:30頃

【コース】

西武新宿線・新井薬師前駅⇒『たきび』の歌発祥の地⇒カトー(鉄道模型)展示場⇒哲学堂公園⇒江古田古戦場跡⇒<バス>⇒江古田の森⇒東福寺⇒江古田氷川神社⇒中野区立歴史民俗資料館⇒百観音⇒禅定院⇒沼袋氷川神社(道灌杉)⇒西武新宿線・沼袋駅(JR中野駅行バスも)
*当日、コースの変更もあります

【集 合】西武新宿線・新井薬師前駅改札前 9:45
 
【解 散】西武新宿線・沼袋駅 14:30
  
【持ち物】弁当、飲料、敷物、雨具、名札

【参加費】300円(施設入場料、交通費は個人負担)
*初参加の方は、名札代200円別途。

【問合せ】東京YMCA杉並センター
*事前の予約は不要です。現地に集合ください。
*ご不明な点などありましたら、下記フォームからご連絡ください。





【今回のみどころ】
◆『たきび』の歌発祥の地:竹の長い垣根のある屋敷。思わず、「かきねのかきねの曲がり角」とくちずさみそうな世界が残り、心が温たまる。


◆カトーショールーム:鉄道模型の製造、輸入会社「ホビーセンターカトー東京」のショールーム。電車、列車が走行している、

哲学堂:世界唯一の哲学をテーマとした公園。森といわれのある建物がある。

◆江古田の森公園:妙正寺川の支流、江古田川に囲まれ、旧石器時代以降の遺跡が。大正9年から平成5年まで国立療養所中野病院があった。

◆東福寺:
徳川吉宗の鷹狩りの際の休息所。徳川将軍家の御膳所。

◆江古田氷川神社:江古田の鎮守社。三匹獅子舞が有名で毎年10月の例大祭で舞われる。

◆歴史民俗資料館:中野区の歴史、民俗に関する資料が保存・展示されている。大根を4000~7000本漬けた40石大樽もある。

◆江古田ヶ原・沼袋の古戦場跡:1477(文明9)年、太田道灌と練馬城・石神井城の豊島泰経とが激戦を繰り広げた戦場跡。

◆妙正寺川:杉並区妙正寺池を源として中野区を流れ、新宿区高田馬場で神田川に合流する。

◆沼袋氷川神社:社伝によると南北朝時代(1346~70年)の創建とされる沼袋,野方の総鎮守。太田道潅の植えたと伝わる道灌杉があった。

◆明治寺:明治45年明治天皇の病平癒を祈念して開基。西国、坂東、秩父合わせて百か所の観音霊場・札所の本像を模した観音像が安置され、百観音として知られる。

※WHOのウォーキングのコース内容は、毎回2-3回の下見や調査をして企画しています。


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大根4000~7000本漬けられた大樽 中野区歴史民俗資料館
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太田道灌が勝利した江古田ヶ原・沼袋古戦場の碑
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大根4000~7000本漬けられた大樽 中野区歴史民俗資料館


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太田道灌が勝利した江古田ヶ原・沼袋古戦場の碑


【下見をおえて】
当初は、練馬区の江古田地域の特徴ある武蔵野音大、武蔵学園大学、日大芸術学部のキャンパスを訪れから中野の江古田地域を回る計画でした。『リポート』は頭の中で90%完成して、後は下見による情報を加えるだけ。余裕をもって、下見の前日の11月16日、武蔵野音大のHPを開きました。
「ガーン!」。お目当ての楽器博物館は、「31年開館!」。昨年、新聞に「来年完成」と書かれていたので、確認しなかったのが不覚でした。
でも、一部でも見ることが出来ないかと下見に行きました。広報の方が気の毒そうに「確かに新聞にはそう書かれ、建物は完成したのですが、特に古楽器は湿気を嫌うので、まだ運び込まれてないのです」といわれて断念。ならば、練馬の江古田は、オープンを待って企画しよう。武蔵野大学も緑の季節が似合うはず。
12月は、中野の江古田に新宿落合を加えてまとめました。その方が移動時間が少なく、ゆったりと、師走を歩けます。負け惜しみではありません。これまでの経験から、見どころは腹八分のコースの方が評価が高いのです。(吉田)





-WHO 2018年11月ご報告- 「秋冷、秋景の高尾山山行」

11月20日は、標高599mの高尾山。WHOにとっては、"エベレスト"とは大袈裟ですが、準備は慎重を期しました。混雑を避けて、火曜日にして、東京八王子ワイズメンズクラブの久保田貞視さんと長谷川あや子さんにガイドを頼みました、久保田さんは高尾山歴30年、長谷川さんは15年。毎月、登っています。
京王線高尾山口駅に集合したのは30人。今回は、これまで参加経験のある方に限りましたが、それでも、いつもとは若干顔ぶれも雰囲気も変わりました。
ケーブルカーは、130人乗りで7分間隔の運行。前週の金曜日は50分待ちだったそうです。この日は20分ほどで乗車。手放しでは直立できない日本一のこう配を一気に471m地点へ。
まずは、高尾山の概要の説明を聞き、3グループに分かれ、自信のある人は後ろを歩くことにしました。ガイド役の2人に、先頭と、最後尾のスイーパーを務めてもらいました。コースタイムはアバウト。昼食は頂上で食べる、復路は、薬王院で2時の御摩修行を観るという2点だけを決めていました。
往路は、ひたすら登れ登れ。高尾山は、古来、信仰の山であり、時の権力者、国家によって保護されてきましたから人手が加わらない自然林。さまざまな樹木があり、全山がモミジで染まることはありません。それぞれの樹々が秋の彩りを示しています。
女坂を上り、仏舎利塔、薬王院を過ぎます。薬王院(有喜寺)は、744(天平16)年、真言宗の僧・行基による開山、1376(永和2)年、飯網権現信仰による中興によって広まったとのこと。現在は、真言宗智山派の総本山。さまざまな信仰を懐に抱いている感じです。
混雑の頂上で昼食。8℃。足元から冷気が。ゆったりした下り坂を薬王院へ。余裕をもって、ほら貝の音とともに鮮やかな色の袈裟を付けて御摩修行に入る僧侶たちを見ました。
ケーブルカーで下山し解散しました。歩行はケーブル高尾山駅と頂上往復3.6㎞でした。

(記:吉田明弘)

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女坂を登る
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薬王院の階段を登る
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女坂を登る


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高薬王院の階段を登る




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法螺の音とともに御摩修行に向かう僧侶たち
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法螺の音とともに御摩修行に向かう僧侶たち




【WHO今後の予定】

2019年1月26日(土)(第4土曜)東京・丸の内の建造物

※さまざまな事情で予定が変わることがあります。『WHOリポート』か新着情報でご確認ください。