私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

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リーダー経験者の声


石川奈都歩さん(まるちゃん)

社会で役立つ 話し合いの力

石川奈都歩さん(まるちゃん)

リーダーとして3年間、キャンプや定例野外グループ、バザーなどに参加しました。一つのキャンプのために10回くらい「リーダー会」(準備会)をして、どんなキャンプにしたいか、どんな歌やゲームを選ぶかなど、何時間もかけて話し合ったことは、いい経験になりました。

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私はもともと自分の意見を積極的に言う性格でなかったので、力不足を痛感することもありましたが、いろんな意見を聴くことで自分の視野が広がったし、卒業しても分かり合える大切な仲間ができたと、今あらためて実感しています。4月から保育士になりました。先日、保育目標を話し合う職員会があったのですが、立場の違う職員がそれぞれの保育への思いを語り合っていて、リーダー会とよく似ていました。意見を交わしながら皆でより良いものを作り上げた経験は、さまざまな場面で活かされると思います。

八木田好葉さん(はっぱ)

全力で子どもと向き合った体験

八木田好葉さん(はっぱ)

先輩の紹介でリーダーになり、キャンプや学童クラブ、障がいのある方の活動などに参加。今は保育所で働いています。山や川に出かけて自然保育をする園なので、YMCAでの活動を思い起こす瞬間がたくさんあります。

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リーダー活動で印象に残っているのは、あるキャンプでグループに参加しない小学生がいたときのこと。困った私はその子と二人で真剣に向き合って話しました。するとその子の寂しさなどが分かってきたと同時にそれをフォローできなかった自分に気づいたのです。「ごめんね」と素直に伝えると思わず涙が出ました。でもその言葉で彼女は「わかった」と言って心を開いてくれた、心が通じた経験でした。たった3日のキャンプですが、YMCAでの出会いはすごく濃くて深いと思います。次に会った時には「久しぶり!」と喜び合えるようなつながりができていく。そんな出会いをたくさん経験できたことは私の財産です。

古明地祥代さん(こだま)

障がいある子との出会いから

古明地祥代さん(こだま)

小学生の頃からキャンプに参加。大好きだったリーダーたちに誘われ、大学生でボランティアリーダーとして活動を始めました。ところが障がいのある子どものキャンプに参加したとき、「こっちに来ないで」と、私のことを遠ざけようとする子がいました。

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ショックを受けましたが、距離を保ちながら寄り添って、気持ちを一生懸命考えて関わるうちに打ち解けることができました。一番大変だった経験でしたが、一番印象に残っている経験です。また、私はもともと人に頼ることをしない性格でしたが、困ったときにはリーダー仲間に頼ったり、頼られたりしながら力を合わせて行くことも学びました。 4月からは、障がいのある子どもたちの気持ちに寄り添いたいと思い、東京YMCAの「放課後等デイサービス〝さくら国立〟」でスタッフをしています。

中村薫さん(きりん)

皆で創るから達成感がある

中村薫さん(きりん)

印象に残っているのは、キャンプ中に部屋で新聞をビリビリにして雪にみたて、雪合戦や雪だるま作りをした時のこと。それまで静かだった子どもの顔がパっと明るくなっていったんです。リーダーだからこそ出会えた素敵な表情でした。

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今は幼稚園で働いていますが、子どもとの遊び方、接し方、ちょっとした声のかけ方など、リーダーとして子どもたちと楽しく過ごした経験の数々が役にたっています。 私は学生時代、他団体でリーダーをしたことがあったのですが、当日だけ参加して決められたシナリオどおりに実行していく役割で、達成感が違いました。YMCAは10回くらいリーダー会をして、時間をかけて準備するので、皆の思いで作り上げたキャンプっていう実感があります。一緒に作っていく間のリーダー同士の関わりも楽しかったです。

菅野攻太さん(アタック)

色んな意見に出会う楽しさ

菅野攻太さん(アタック)

大学の先輩に誘われて、子どもと一緒に遊ぶのは楽しそうだと思い、リーダーになりました。小学生のキャンプで舟の工作をしたとき、「タイヤをつけて水陸両用にしよう」と提案した子がいました。そんな子どもたちの面白いアイデアをどんどん取り入れて、皆で工夫して活動を創り上げていったこと、皆で楽しさを共有できたことは、嬉しい経験でした。

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リーダー会も楽しかったです。いろんな学部の学生たちから、いろんな角度の意見やアイデアが出てくるので、話し合いの楽しさ、一緒にキャンプを築いていく楽しさが体験できました。 大学2年の時にはバザー委員長をやらせてもらいました。リーダーOBOGや、地域の方など、大人の方々と一緒に半年かけて準備したことは、大変でしたが、やりがいがありました。 卒業後は人材派遣会社で働いていますが、さまざまな人と話し合って活動した経験はいろんな場面で活かされると思います。リーダーは卒業しましたが、今度は違う形でYMCAにつながっていきたいと思っています。

色々な価値観に出会える場

色々な価値観に出会える場

山手センター 倉友 粋 さん

祖母が山手センターのプールに通っていたので、子どもの頃からずっとキャンプなどに参加していました。大学生になってすぐ、小学生の定例野外活動のリーダーになり、その後も中高生のキャンプや特別支援活動など、幅広くかかわっています。

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YMCAの魅力は、色々な人に出会えること、色々な価値観に出会えることです。リーダーにも社会人や他大学の人などさまざまな人がいます。子どもだって色とりどりです。だから、色々な価値観、違う意見にぶつかりながら活動する。そこには大変なこともあります。でも、自分の頭で考えられることは限られているから、一人で考えるよりも皆で考えた方が絶対にいい活動ができる。おもしろいことが見つかる。色々な子にとっていい活動になっていきます。そうやって活動を作っていくのが、YMCAの楽しさです。

色々な価値観に出会える場

みんなの宝物を作っていきたい

江東センター 山崎 紗英 さん

小学生の頃、キャンプや定例野外活動に参加していました。ギターを弾いて歌うリーダーが格好よくて、まるで芸能人みたいにあこがれてました。

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大学に入ってすぐリーダーになり、野外活動や工作のほか、江東親睦会やチャリティーランなどイベントの手伝いもしています。最初は子どもの接し方も分からなかったけれど、だんだん子どもといるのが楽しくなって、子どもの笑顔がより所になっていきました。キャンプネームは「たーちゃん」。4歳の子が「〝たからもの〟だから、〝たーちゃん〟がいいよ」って命名してくれたんです。自分にとっても、子どもにとっても宝物を作っていこう、それが私の中での目標になっています。

子どもの力を引き出して

子どもの力を引き出して

東陽町センター鈴木 杏菜 さん

東京YMCA社会体育・保育専門学校のスポーツインストラクター科・こどもスポーツコースで勉強しています。

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1年生の時から実習として、幼児の水泳指導補助や定例野外活動、各シーズンキャンプ、障がい児・者のプログラムなどたくさんの活動に参加しています。

活動では、子どもたちの意外な力に驚かされることがよくあります。先日も、5~6歳の子どもたちと一緒にパラバルーンをしたのですが、とても重たいバルーンを、皆で力を合わせ、勢いをつけて持ち上げて、全員一緒に中にもぐって遊びました。「すごい」と思いました。そんな子どもたちの力を引き出し、一緒に楽しんだり喜んだりできる先生になりたいと思っています。

子どもの力を引き出して

社会人になっても続けています

南センター 清水 綾乃 さん

もともと子どもが好きで、小さい頃から近所の子どもたちの面倒を見たりしていたので、大学2年生の時、友達の紹介でリーダーになりました。

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幼児の定例野外活動やシーズンキャンプを担当したのですが、実際に活動してみると、子どもたちと関わる楽しさだけでなく、他のリーダーたちと一緒に活動を作っていく達成感がありました。

リーダートレーニングに参加し、真剣に取り組んでいるたくさんの仲間に出会い、いろんな考え方に触れることもできました。そんな仲間たちと一緒にがんばって活動を作りあげていく。大変なこともありましたが、リーダーならではの楽しさがあります。今は社会人になりましたが、できる限り続けていきたいと思っています。

社会人になっても続けています

人生が変わるほどの経験でした

西東京センター 窪田 麻美 さん

大学で保育の勉強をしていたので、リーダーをやってみようと思いました。

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でも、もともと人見知りしがちな性格で、リーダー会でも最初は話し合いに参加できず、キャンプでも何度か「自分には向かない」と思ったことがありました。けれどもディレクターは、「そのままでいい」と受け入れてくれました。とにかくできることからやってみようと思って、シーズンキャンプや障がい児の活動などに参加し、経験を積んでいくうちに、自分の人生が変わっていった、そう実感しています。YMCAは、色々な人と出会える場、そして温かく見守ってくれる場です。

卒業後は保育士になりましたが、子どもと向き合うとき、先生同士で話すときなど、いろんな場面でリーダー経験が活かされていると思います。

子どもの力を引き出して

「支援ではない関わり学んだ」

前川恵理さん (ちゃん)

知的障がい者の定例野外活動「あおぞら・つばさ」のリーダーをしています。

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参加者は17歳から40歳代の方々で、ゲーム性のある活動が好きな人もいれば、ルールを理解しない方など、さまざまです。意外と、横浜中華街めぐりやボウリング、日光旅行などが人気です。リーダーは週に1回集まって、活動の計画をたてて準備しますが、いつも、自分だったらどんな活動が楽しいかと考えるようにしています。私は大学で社会福祉の勉強をしているのですが、どうしても〝支援者〟の立場になりがちです。でも「あおぞら」に3年半関わる中で、支えるー支えられるという関係ではなく、障がいがあるかないかでもない、人とのかかわりを教わりました。

インターナショナルキッズガーデン/卒園児保護者 藤井 栄さん

仲間と活動作る楽しさ

木引大輔さん(もろへいや)

幼稚園の頃からYMCAのキャンプに参加し始め、小学生の時には七夕の短冊に「リーダーになりたい」と書くほど、ずっとリーダーにあこがれていました。

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山中湖センターの駐在リーダー、知的障がい者の定例活動「あおぞら」、シーズンキャンプなどに関わり、多い時には週に5日もYMCAに来ています。

大学一年の頃は、自分が〝いいリーダー〟かどうかを気にし過ぎて、今思うととてもぎこちなかったです。そのうち、リーダーも、参加者と同じ仲間として向き合う楽しさが分かってきました。参加者から教えてもらったことがたくさんありました。仲間と一緒に活動を作り上げていくのは本当に楽しいことです。1+1が2以上になっていくような、爆発的なエネルギーがあります。

子どもの力を引き出して

子どもの居場所作れる楽しさ

田中友里さん (たまご)

小学生の定例野外活動のリーダーをしています。

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リーダーになって間もない頃のキャンプで、女の子2人が「皆と一緒は嫌だ」と言って、ご飯もお風呂も全く別に行動したことがありました。私は「皆と楽しく過ごそうよ」と話しましたが、子どもたちは複雑な気持ちを抱えていて、理解してもらえませんでした。しまいに私はリーダーとしてではなく一人の人間として、目線を一緒にして真剣に向き合い、自分の思いを泣きながら伝えました。我ながらびっくりしましたが、子どもも驚いていました。でもその後、少しずつ慕ってくれるようになりました。

リーダーは、先生でも親でもない立場で、子どもたち一人ひとりと接することができます。最初は黙っていた子が、おなかをかかえて笑ってる姿を見ると、楽しい居場所になったんだなと嬉しく思います。

みんなの宝物を作っていきたい

リーダー経験 皆に勧めたい

市田佳菜子さん(ちゃにー)

発達障がい児の定例野外活動「smile」のリーダーをしています。

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初めて参加したリーダーたちの打上げで、皆が活動について熱心に議論していたのがとても新鮮でした。自分の考えを一生懸命に議論することは、大学の授業ではないことです。また〝腹を割って話せる関係〟を築くスピードが速いのにも驚きました。私もリーダーをする中で、自分の考えを積極的に表現することができるようになりましたし、同時に自分自身とも向き合うようになりました。

世の中には、「ボランティアは自己満足だ」などと固定的なとらえ方をしている人も多いですが、ぜひリーダーをしてみることを勧めたいです。私は大学3年の終わり頃から始めたのですが、もっと早く始めていればよかったと思っています。就活や実習もあって忙しかったですが、人間的に成長させてもらいました。

子どもの力を引き出して

自分の世界が広がった

藤井雄馬さん(バンカー)

大学の先生から紹介されて、フロストバレーのキャンプリーダーをしました。

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このキャンプはニューヨークに住む日系の子どもたちを対象としていますが、現地で育った子もいれば渡米して間もない子など日本との関わりは様々です。また、現地のリーダーにもいろんな人がいました。その後発達障がい児の定例野外活動「smile」のリーダーを2年間しました。様々な人たちと活動したことは、貴重な体験でした。

活動の中で大変だったことは、参加者同士のケンカです。最初はどうしたらいいか困りましたが、だんだん〝成長の一過程〟と思って見守れるようになり、また子ども自身も自分の非を認められるようになったりと、お互いに成長していけたように思います。

4月からは一般企業に就職しますが、リーダーをして本当に良かったと思っています。

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