私たち東京YMCAは、「青年」という言葉を生み出し、「たくましい子どもたち、家族の強い絆、支え合う地域社会」を築くための運動を展開する公益団体です。

クラスの特長

「ウエルネス」とは、身体的な健康だけでなく精神的・知的・社会的にもバランスのとれた、より良い生き方を目指すことです。YMCAはすべての人がスポーツを楽しみ、心身ともに健やかに生きることを願って、いち早く「ウエルネス」の理念を導入し、現在では以下のようなクラス運営をしています。

少人数制

少人数のグループレッスンにより、仲間と励まし合い、友人関係を広げていくと同時に、一人ひとりに合った丁寧な指導を心がけています。グループ指導ならではの楽しさと、個別指導のきめ細やかさを両立したクラスを目指しています。

「東京YMCA社会体育・保育専門学校」との連携

東京YMCAには、スポーツインストラクターやトレーナーなどを養成する「東京YMCA社会体育・保育専門学校」があり、多数の学生たちが実習として、またボランティアとして指導補助をしています。 これにより、専門のインストラクター1人ではできない手厚い指導が可能なほか、特に子どもたちにとっては少し年上の「お兄さん・お姉さん」との楽しい交流が、技術の向上にもつながっていきます。

全国のYMCAとの連携

YMCAは国内35都道府県に200以上の拠点をもっており、多種多様な事業を展開しています。 このネットワークを活かしてYMCAは、「ウォーターセーフティーキャンペーン」を展開したり、指導者養成のための研修会や情報交換、指導者用ハンドブックの作成などを行ない、より良いウエルネス事業の開発を目指しています。

成功体験

できることをどんどん伸ばして成功体験を積み、「ほめる・認める」ことでステップアップを図ります。YMCAでは指導者を、「えび」「ミッキー」などとニックネームで呼びますが、これも「厳しい先生」との上下関係ではなく、一緒に「やった、できた」と喜び合いながら共に成長していくYMCAの指導者像によるものです。

キッズクラスの特長「キャラクター ディベロップメント」

人が成長していく上で身につけなければならない価値はたくさんありますが、YMCAはその中でも「CARING」(思いやり)、「HONESTY」(誠実さ)、「RESPONSIBILITY」(責任感)、「RESPECT」(尊敬心)の4つの価値に注目し、「キャラクター(人格)ディベロップメント(向上)」運動を展開しています。 日ごろから意識的にこれを取り入れて子どもたちに接していくことで、一人ひとりが自分を大切にするとともに、自分以外の人、物、自然などを思いやり、誠実で責任感のある生き方を身につけていくことを願っています。

保護者とのコミュニケーション

原則としてキッズクラスは練習後に、その日の練習内容や子どもたちの様子について、担当スタッフが保護者みなさまに直接報告する時間を設けています。「○○君はこんなことができるようになりました!」「○○ちゃんは疲れ気味でしたが何かありましたか?」といった会話をとおして、一人ひとりの目標設定から上達まで、その成長に深くかかわり、責任をもって指導していきます。

楽しいプログラム、多彩な年間行事

YMCAでは通常のレッスンの他にも、季節ごとに全国大会やクリスマス会、キャンプ、バザー等、さまざまな行事があります。ご家族やお友だちも一緒に楽しいひと時を過ごし、交流を深め、楽しく豊かな「ウエルネスライフ」をおくっていただけるように願っています。

全国YMCA少年少女水泳大会

毎年8月、全国のYMCAから300人ほどの子どもたちが集まって大会を行っています(事前の集中トレーニングもあります。)ほかに「東日本YMCA少年少女水泳交歓会」(2月)、『横浜ジュニア&マスターズ水泳大会』(9月)があり、練習の成果を発揮し、また全国の仲間と交流する機会ともなっています。

キッズデイキャンプ(日帰り遠足)

YMCAメンバーの子どもたちを対象に、年に数回のデイキャンプ(遠足)を行なっています。いつものクラスとは違った活動を楽しむ中で、講師や仲間との交流を深めます。

バザー、夏まつり

年に1回、各センターでバザーやお祭りを行ないます。町内の方も多数参加され、地域の風物詩となっています。

シーズンキャンプ、語学教育

YMCAは、心身のバランスのとれた成長を願い、キャンプや語学教育など、多岐にわたって事業展開しています。水泳の後に英語を学ぶ、夏休みにキャンプに行くなど、複数のプログラムに参加しているメンバーが大勢のいることも特徴の一つです。