▮ウクライナYMCA 2026年支援活動報告
東京YMCAでは、戦争の影響を受けるウクライナの人々を支えるため、募金活動を継続しています。
皆さまから寄せられた募金5,000米ドルを活用して実施された、ウクライナYMCAの子ども支援活動について報告が届きました。
2026年8月から10月にかけて、ウクライナの4地域で、5~18歳の子ども・青少年540人を対象に、歌や工作、スポーツ、心理的なサポートなど、60回以上の活動が行われました。戦争が続く中、子どもたちが不安やストレスから離れ、友達と交流し、自分の好きなことに取り組める時間をつくることが、活動の大きな目的です。
皆さまのご支援によって実現した活動と、現地から届いた子どもたちの様子をご紹介します。
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▮4つの地域で、540人の子どもたちを支援
支援活動「Tokyo for Children 2026」は、ウクライナYMCAと、リヴィウ、ジトーミル、ヴィーンヌィツャ、クロピヴニツキーの4地域のYMCAが協力して実施しました。
国内で避難生活を送る子ども、軍人の家庭の子ども、障がいのある子ども、低所得世帯、子どもの多い世帯、ひとり親世帯の子どもたちをはじめ、それぞれの地域で特に支援を必要とする子どもたちに活動を届けました。
活動は、それぞれの地域の状況や子どもたちのニーズに合わせて企画されました。
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▮歌や創作活動、スポーツを通じた子どもたちの交流
リヴィウYMCA-YWCA:歌声から広がった、新しい友達の輪
専門の声楽指導者による歌の活動を12回実施しました。子どもたちはウクライナの民謡を学び、発声練習や体を動かす活動にも取り組みました。
初めは互いを知らなかった子どもたちも、活動を重ねる中で親しくなり、新しい友達ができたといいます。活動終了後には、次の開催を楽しみにする声も聞かれました。保護者からは、困難な状況が続く中で、専門的な指導を受けられる活動に無料で参加できたことへの感謝が寄せられています。
ジトーミルYMCA:作品づくりで育む「できた!」の自信
創作活動や心理的なサポートを計22回実施しました。YMCAの施設まで足を運ぶことが難しい子どもたちにも活動を届けるため、学校や幼稚園などとも協力し、各施設に出向いてプログラムを行いました。
エコバッグへの絵付けや工作のほか、自分の感情を理解し、不安に対処する方法を学ぶ活動などが行われました。空襲警報が発令された際にも役立つ呼吸法など、日常生活で活用できる方法も紹介しています。
特別支援学校では、子どもたちがパネルや飾りの制作に取り組みました。教員からは、作品づくりを楽しむだけでなく、集中力や自立心を育み、自分でできたという達成感を得られる機会になったとの報告がありました。
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ヴィーンヌィツャYMCA:色と形で表現する、自分らしさ
学校や図書館などを会場に、絵画や粘土を使った造形、作品づくりなどの活動を8回実施しました。心理社会的支援の専門家も参加し、子どもたちが創作活動に集中できる時間を提供しました。
参加した10歳のマリアさんは、絵を描いたり、さまざまな素材で作品をつくったりする中で、ほかの子どもたちと交流。以前よりも自分を表現するようになり、グループの一員としてのつながりを感じられるようになったと報告されています。
参加した子どもたちからは、こんな声も届いています。
「自分で作品をつくるのが本当に楽しかったです。またこの活動に参加したいです!」
「ここは楽しいです。絵を描いたり、ものをつくったり、新しい友達に出会ったりできます。」
クロピヴニツキーYMCA-Kids:水泳やヨガ、仲間と過ごす週末キャンプ
週末キャンプを継続的に開催しました。水泳やヨガ、工作、映画鑑賞、ボードゲームなどのほか、赤十字による地雷の危険性についての安全教育も実施しました。
特に水泳とヨガは定期的に行われ、子どもたちが体を動かす楽しさを知り、新しい興味を見つけるきっかけにもなりました。参加した子どもからは「プールに行くのが待ちきれません!」という声が寄せられています。
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▮日本の皆さんへ、子どもたちからのメッセージ
リヴィウでは、日本語を学ぶ武道館学校の生徒14人が、東京YMCAに向けて「星の物語」という動画を制作しました。日本語で「きらきら星」を歌い、夜や空などをテーマに描いた絵を紹介しています。ぜひご覧ください。
▮子どもたちが安心して過ごせる時間を、これからも
現地のYMCAからは、活動を通じて子どもたちが新しい友達をつくったこと、創作活動に集中して過ごせたこと、自分の好きなことや得意なことを発見する機会になったことなどが報告されています。
また、学校や図書館など地域の施設との協力関係も広がり、支援を必要とする子どもたちに活動を届けるための基盤づくりにもつながりました。
こうした活動を実現できたのは、ウクライナの人々を思い、募金にご協力くださった皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。
戦争が続くウクライナでは、子どもたちが安心して過ごし、学び、友達と交流する機会を支える取り組みが、引き続き必要とされています。東京YMCAでは、今後もウクライナ支援募金を継続し、ウクライナYMCAが行う支援活動を支えてまいります。
これからも、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
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【ウクライナ支援募金のご案内】
主に戦禍で日常の生活を奪われているウクライナの子どもたちを支えるプログラム、国内避難民の家族の支援、心のケアのために用いられます。
銀 行:みずほ銀行 神田支店(108)(普)1123669 公益財団法人東京 YMCA
郵便振替:00120-7-714728 東京 YMCA 会員事務局
※お名前の後ろに「ウクライナ」とご入力をお願いいたします
※領収書が必要な方は、会員部にご連絡ください メール: kaiin@tokyoymca.org










